「パケット警察 for Windows」リリース

速報的にお知らせです。
ソフトイーサ社から「パケット警察 for Windows」が無償でリリースされました。
このアプリケーション(フリーウェア)は、通信の内容を細かくPC内部に記録していく役割を持っており、万一ウイルス感染等によって不正にPCをのっとられた場合、その行動が自身のものなのか?それとも未知の人間による遠隔操作(不正アクセス)なのかを立証できる唯一のモノであろう証拠をひたすら蓄積してくれるもの(だそう)です。

先ごろ、ウィルス感染によって警察が誤認逮捕した上、自白を強要したということが報道されていましたが、いち早くそういう冤罪を立証できるツールを開発して無償公開して下さった訳です。ライトユーザーには記録された情報の意味はほぼ理解不能だとは思いますが、少しネットワークやPCの(プロセス)の概念を理解している人ならなるほどと思える感触ですね。

私自身も早速使ってみて検証し何らかの情報を公開したいと考えています。とり急ぎインストールしてみたところ、Windowsのサービスとして裏方で(ppsvc.exe)常駐しひたすら設定に従ってパケットの情報をロギングしてくれるシンプルなアプリケーションの様です。

技術を悪用されるだけでなく、それを防御する技術も進化していかなくてはなりません。防御は後手に回るのでなかなか迅速な対処が難しいものですが、このタイミングでリリースして来たソフトイーサ社には敬意を表したいです。

「パケット警察 for Windows」

PS.
個人的にはパーソナルなパケットスニッフィングツールとしても使えそうに感じており、本来の用途以外にも開発やトラブルシューティングに役立ってくれそうだと思っています。

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