NXPowerLiteでファイルサイズを縮小~Office文書以外にもJPEGやZIPが圧縮可能

現在の職場ではMicrosoft Office文書をZIP暗号化圧縮して電子メールでやりとりする事が多々有ります。未だにメールシステムは添付ファイルが数MB程度という制限があって、もはや技術的には電子メールの進化は望めないなと言う感じなのですが、某クラウドサービス等ファイル共有の仕組みを併用するのも微妙に手間です。出来ればメール添付で済ませたいというのが現場の意見です。

少しでもそういうニーズに答えられるアイテムとして、オーシャンブリッジの「NXPowerLite」をOA機器のフェアで見かけてデモ版で試してみました。非常に良い感触だったのでいくつかライセンスを購入しました。特に大きくなりがちなExcel文書やPDFファイルを劇的にスリム化出来て、メール添付出来るサイズまで落とせる事が結構あり重宝しています。現場からも好評です。

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OA機器フェアでデモンストレーションを見せてもらった時に、JPEGファイルのコンパクト化を見せてもらいました。高解像度のプリンターで出力した元画像と、コンパクト化した画像とで比較させてもらったのですが全く違いが分かりませんでした。

特殊なアルゴリズムでJPEG画像のデータを間引いていると説明されたのですが、本当かよ?と思う位に画質の劣化がありませんでした。ディスプレイモニターでは違いがわかりにくいと言うことでプリントアウトしたものを見せてくれたのだと思いますが、本当に違いがわからなかったです。デジタルデータと人間が目で見て判断する情報には差があるという事なのでしょう。

しかしながら最近までJPEGファイルをギリギリまで圧縮する必要性が私の仕事にはありませんでした。Webページの更新等も行っていますが、サイズを縮小したりトリミングしたりという事で必要以上にサイズを小さくする事を意識する必要が無かったからわざわざファイルサイズをコンパクトにするという配慮までは不要だったからです。

しかし、今関わっているWebサイトはユーザー領域の容量が50MBと今時にしてみると非常に狭いHP領域です。ホームページという言葉が出始めた頃は5MB程度の容量でやりくりをしていた記憶がありますのでその10倍はあるのですが、それでもたったの50MBしか使えません。少しでも容量を節約しなくてはなりません。

なるだけトリミングや縮小をして小さな画像しか使わないようにしていたのですが、ページを増やしたりしていると徐々に容量を食っていきます。節約していてもコンテンツが増えると50MBを食いつぶすのは時間の問題でしょう。何かしら工夫をしなくては。

そこで、「NXPowerLite」を使ってJPEG画像を少しでもスリム化出来ないか試してみました。結果は効果ありです。どうせ元々小さな画像なのだし見た目で分からない程度のデータを間引かれても全く問題ありません。数KBでも小さくなればその積み重ねで意味があります。

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コンパクト化前後のファイルのプロパティを比較してみたものです。元々ファイルサイズは知れてますがそれでも更にファイルサイズが少なくなっています。こういう積み重ねをしていかないと50MBのHP領域では辛いと思われます。

もちろん画像の劣化具合はビューアーで並べて見たり、切り替えてみたりしてみたのですが、全く違いに気づくことはありませんでした。これ違いがわかる「目(脳)」を持っている人がいたら凄いなと思います。それくらい視覚的には無劣化とも言える圧縮を実現しています。

NXPowerLite」はなかなか使えるアプリですね。

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