打ち合わせの大切さ再認識

スタッフ日誌

本日は大阪市に出向きクライアントと打ち合わせをして来ました。今回の案件はマッチングサイトで、文章でのやりとりの末ご依頼を頂いた形なので、お会いするのは今日が初めてでした。

マッチングサイトのやりとり機能で細かくやりとりしたのですが、一応抜けがあるといけないので、作業の前に事前打ち合わせを持ちたいと申し入れて、お時間をとっていただいた訳ですが、結果的には、事前に顔合わせ+ヒアリングが出来たのは良かったと感じました。

というのも、今回ご依頼いただいた作業を「単純にこなせば」それで、「依頼」と「納品」という形式は成り立つとは思うのですが、クライアントからのご依頼を行うだけでは仕様が要件にマッチしないことに気づけたからです。実際にお会いして現状の運用状況、不便と感じているところなどを聞かせていただけたので、ご依頼の作業を行ってもユーザー要件にマッチしないという事を打ち合わせ段階でご指摘することが出来た訳です。

つまり、当方としては一生懸命作業をしたとしても、それがクライアントのメリットにはならないという事が事前に分かった訳です。要するに使い勝手がユーザーの意向に合わないのです。

もし、設定に必要な資料を事前準備しておいていただいて、ぶっつけ本番的に訪問して作業して終わりという方法をとっていたら、本当に無駄な作業になるところでした。それで作業が終わり報酬をいただいたとしてもスッキリしないのは当然です。クライアントにしてみれば無意味(無駄)なご依頼(出費)になるところでした。

今回のことで、なるだけ打ち合わせは密接に行う必要があるなと思いました。

マッチングサイトでは、契約が成立するまでは直接連絡を取れない(取ってはいけない)規約になっているので、連絡が文章のみになるので、相手が文字に記してくれなければその情報を知ることは出来ません。かと言って根掘り葉掘り尋ねるのも問題行為だと思います。まぁ常識的にそうですね。

幸い、今回の案件は大阪市と池田市という割と近い条件のやりとりだったので、作業前に事前打ち合わせをさせていただく事も容易だったのですが、これは将来的今後の仕事のやり方にも関係する貴重な経験をさせていただけたと思っています。

というのも、この業界では仕事の発注と受注がどんどんシステマチックになって行くことが今後予想されるので、その様な仕組みに乗っかる部分が発生するのは避けようがありません。大口の顧客から絶え間なく仕事のご依頼をいただけるなら話は別ですが・・・

という訳で、マッチングサイトでの案件探しも営業ツールの一つとして使えるというのは十分に理解しつつも、制限の多い意思疎通の方法はリスクも大きいと学習できました。しかし、このリスクは「慎重さ」という自分の行動で回避出来ることも学習出来たので、今まで通り慎重に進めていくことを大切にしようと思います。

さて課題を持ち帰ってきたので、引き続き検証を行いたいと思います。
検証環境の構築に関してはMicrosoft BizSparkライセンスのお陰で非常に助かっています。

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