「ほぼスマホ」MEDUAS for BIGLOBE LTE

最近話題の「ほぼスマホ」を知人が契約したというのですが、少し話を聴く機会がありました。実機も見せてもらったのですが、非常に薄くて今時のスマートフォンデバイスだなって感じの角のアールが特徴的なデザインも実現しています。ちょっとおしゃれな感じですね。

知人の話によると、「自分は結構せっかちなので、タッチしてすぐに反応しないとイラッと来るタイプだけど、これなら全然問題なく使える」と言う評価をしていた事から、反応が遅いとか、誤動作が多いとか言う旧来のAndroidデバイスに見られた弱点はもはや克服されている様です。

私が一番気になっていた、日本語入力について尋ねてみました。いわゆるガラケーからスマートフォンに乗り換えた時にネックとなるのが、文字（日本語）入力ですね。ハードウェアキーからタッチパネルのソフトキーに変わると、押した感がありませんのでかなりの違和感になります。それ以外の操作については「慣れ」の問題だと私は思っているので、文字入力について興味深く質問してみました。

後にMEDIASは日本語入力にATOK for Androidを標準実装しているらしいと判明しましたが、知人はガラケーで2step入力を使っていてその入力に慣れていたらしく、「ほぼスマホ」のMEDIASに変えても2タッチ入力が出来たから殆ど違和感無く使えて嬉しいって言ってました。つまり日本語入力もほぼ違和感なしとの評価でちょっと驚きです。

当初、MEDIASにATOKが標準で実装されていると知らなかったのと、知人が「2タッチ入力」と言った際に（二本指でタッチする方法かと思った）、そんな入力方法有ったっけな？と思ったわけですが、確認させてもらったところMEDIASにバンドルされていた「ATOK for Android」で「2タッチ入力」を使っていたので違和感が無かったという事でした。私自身、2タッチ入力は使ったことが無く、こんな入力方式が有ったっけな？・・と自分のスマートフォン（私はATOKを1,500円で購入した）で確認したらありました。

余談ながら私はATOKの「ジェスチャー入力」による「フラワータッチ」が一番効率が良いと思っていますが、それでもソフトキーによる入力はストレスです。やっぱりハードウェアキーで入力が一番確実で速いと思っています。

さて2タッチ入力は、結構前のATOKのアップデートで実装された事は一応知ってましたが、私は使っていないのでどういう入力方式なのか正直知りませんでした。

知人の説明によると、例えばえを入力する際には、まずあをタッチしてあ行を表示させます。「あいうえお」の4番目がえなので4のキーを押すという操作になるのだそうです。スマートフォンの場合はソフトウェアキーなので、実際にはあ－えと押すことでえが入力出来ます。このえがテンキー配列の4の位置になる訳です。ガラケーの場合は物理的なキーなので、あ－4と押したら「え」が入力されると言う事を教えてくれました。こういう入力モードは知らなかった。

という訳で、MEDIAS NE-202は操作のレスポンスも良く、日本語入力もATOKで装備されているので、結構良い感じだと言う事を聞けて良かったです。通話の方はまだあまり使ってないと言うことで評価を聴くことは出来ませんでしたが、「BIGLOBEフォン・モバイル」というIP電話サービスを申し込んで、050Plus相当のIP電話アプリを使用する通話なので、ほぼ問題ない通話品質は得られるだろうと想像しています。私の弟がMVNOの遅い回線で050Plusを使っていて全然問題なく使えてて便利と言っていましたからね。

個人的に、この話を聞いて、「ほぼスマホ」って選択肢はアリだなと思いました。こういうアイディアというか、顧客ニーズを上手くカバーして行けるサービスが出てくることは良い事だと思います。