Windows 8 Professionalへアップグレード

現在、我が家で使用しているメインPCのOSは、Windows 7 HomePremium(64bit)です。debianなどのLinux系OSも併用していますが、どうしてもWindowsでなくてはならない場面があるので(CAD図面を描いたり)、Windowsがメインになってしまいます。CPUはCore i7、メモリー8GBで不自由無く使用出来ています。XPからOSを変更しましたが、Windows 7は非常に良く出来たOSだと思います。

OS変更時の課題はデバイスドライバーと各種アプリケーションの互換性ですね。Windows 8へのアップグレードに際しては、アップグレードアシスタントを使って互換性をチェック出来るので、検証してみるとそのPCがWindows 8で使用出来るかどうか分かります。対応していないアプリケーションもMicrosoft社はWindows 8の普及をかなり力を入れて推進しています。

Windows 8 Professionalへのアップグレードにかかる費用ですが、Windows 7モデルの場合(購入時期による)1,200円で正規ユーザーとして登録出来ます。購入時期がキャンペーン適用外の場合は、それ以外のOS(Vista、XP)からのアップグレードと同じ3,300円です。クレジットカードかPaypalで決済出来ます。3,300円でも過去のWindowsに比べると格安ですね。

しかし、問題はハードウェアスペック(PCの性能)次第ってところでしょう。現在使用しているPCがWindows Vistaモデルなら微妙にアップグレードするか買い換えるかの検討になりそうです。私はVistaモデルのノートPCを持っていますが、客先デモ用とは言え、Vistaで使用するストレスには耐えきれず、BizSparkライセンスでWindows 7とWindows 8をデュアルブートで使用しています。言うまでも無く、いずれもVistaに比べれば快適です。

このアップグレードのキャンペーンを活用するにおいて、押さえておきたいポイントがあります。

  1. キャンペーンは2013年1月31日までであること
  2. アップグレードは今すぐ行わなくても大丈夫
  3. お金の支払い(1,200円、または、3,300円)は、ライセンスキーをゲットする手段であること。
  4. インストールメディアは別途販売されているが、ISOファイルを自分でダウンロードしてDVD-Rに焼き付けられるなら無料。

特に、1と2についてはポイントですね。期限内に手続きを終わらせて、ライセンスキーとインストールメディアを確保しておけば、後々、Windows 8が安定して来た頃に移行するという慎重な振る舞いも可能です。

それと、意外なのはダウンロードしたISOファイルから作ったインストールメディアでBOOTして、新規インストールが可能でした。しかしアップグレード版のライセンスコードでは受け付けてもらえませんでした。アップグレード版はあくまでもXP/VISTA/7/8PRO以下からのアップグレードしかダメなんですね。

個人的な感想としては、PCのスペック的にまだ当分行けそうなら、8へのアップグレードを考えておく価値はある感じです。私の場合は所謂自作PC+DSP版のWindows7なので、DSP版として一緒に購入したハードウェアとセットなら使用できます。ハッキリ言って大人の事情というか言い訳というか、抜け道というか、DSP版はそんな曖昧なところがあります。一緒に買った拡張ボードなんて取り付けておけば良いだけですからね(苦笑

結局、1,200円でアップグレード用のライセンスキーとISOファイルをダウンロードしました。

さて、いよいよキャンペーンの残りも一ヶ月を切りました。ポータブルデバイス系の普及に伴い、Microsoft社の行く末も予測が付きません。もしかしたらWindowsというOSがなくなってしまうかも知れません。まぁ、個人的には当分大丈夫だと楽観視していますが。何しろWindowsプラットフォームでのソフトウェア開発の容易さは他に対するアドバンテージですから、そこをMSが見誤らない限りは当分行けると思っています。

カギは、「開発者(プログラマー)の支持をいかにして受けるか?」ですね。
開発者にそっぽを向かれる様なプラットフォームでは、現在多くのシェアを持っていても、MSと言えどもピンチに追い込まれる可能性があります。個人的にはMSには頑張って欲しいですけどね。

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