WordPress Themeのカスタマイズファイルが飛んだ件~BackWPupでバックアップしていた事を思い出した

スタッフ日誌

先日、WordPressのアップデートと一緒に、バンドルテーマもアップデートしちゃったところ、アップデーターがテーマフォルダを消して、最新のテーマを解凍して展開したと思われ、別ファイルにしておいたCSSファイルが消えちゃったというアクシデントを記したのですが、やはり基本的にバックアップは重要というところにたどり着きます。

たまたま、WordPressのプラグインのアップデート通知が来てるのを見て、ふと思ったのですが、「BackWPup」というバックアップの為のプラグインを導入していて、Dropboxに7世代分アーカイブする様に設定していたのを思い出しました。

Dropboxのサイトにログインしてみたところ、当然もう昔のファイルは消えてなくなっています。しかしゴミ箱の中から復元する機能がありました。なんと8月15日のバックアップを復元できることが分かりました。これにちょいカスタムしたテーマフォルダがバックアップされていれば!

Dropboxのゴミ箱から復元して、手元にダウンロードして、圧縮を解凍してみたところ、覚えの有るCSSファイルと、PHPファイルの存在に気づきました。そういえばPHPファイルも一つ追加してたんだった。

ここで先日のエントリーとようやく結びつくのですが、当サイトでは現時点「Twenty Eleven」というWordPressにバンドルされているテーマを使っています。アップデートでカスタマイズが消えてしまうまでは、とりあえずちょっとだけカスタマイズ・・って感じで、「Twenty Eleven」そのものをカスタマイズしていました。テーマをそのままカスタムするという横着はやってはいけないダメな方法ですね。

Twenty Elevenのアップデートでやっちまった | S-Factory

という訳で既に、「Twenty Eleven」を親テーマとして継承した、子テーマを使って当サイトは少しだけカスタムしているのですが、今回Dropboxの貴重なバックアップから入手出来たテーマフォルダのファイルを確認してみると、「ああ、こんな事もやってたな!」と思い出したのであります。このプチカスタムもちょっとしたノウハウの一つなので残しておきたい事もあり、子テーマに適用してカスタマイズの内容を復元しようと思った次第です。

テーマの親子関係のルールとして、CSS、PHPファイルは、同一ファイル名が存在した場合、子テーマフォルダにあるファイルが上書きする仕組みだそうです。なので私が少しだけカスタムした、single.phpというファイルは、親テーマからCOPYして来て子テーマフォルダに保存して同じように少しだけ修正します。

機能的に追加したテンプレートを定義したPHPファイルは、子テーマのフォルダに配置します。これで「Twenty Eleven」がアップデートされても消されることは無いでしょう。

ちなみに、function.phpは、子テーマ側から読み込み、親テーマ側も読み込むそうですが、同じ関数が存在した場合はコンフリクトを起こすそうなので、子テーマ側のfunction.phpでは関数名を変更しておく必要がありますね。当サイトでは今のところfunction.phpをいじる様な事は無いのですがポイントなので覚えておきます。

うん、問題なく動作してるのでカスタマイズの復元成功です。依頼された案件なんかの場合は納品物としてきちんとカスタマイズ前・後のファイルを添付する様にしていますが、自分の場合は端折ってしまう事も多いのが実情です。

やっぱり何らかの方法でバックアップする仕組みを備えておくのは便利だと再認識次第です。クライアントからの依頼ではなくてもしっかり励行しておかなくては・・と改めて反省した次第です。よかったよかった。

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