私はスマートフォンのコンパクトさと、Google Mapsの組み合わせの利便性は非常に高いと思っています。実際、住所と電話番号だけを頼りにクライアントを訪問する事が多いのですが、移動は基本的に100ccのスクーター。リアボックスを取り付けているので多少の道具は持ち運び出来ますが、知らない土地に行くのはなにかと不安も残ります。
そこでGoogle MapsをAndroidデバイスで利用しながら行き先まで誘導してもらうのですが、装備をしていないので、スマートフォンはポケットに入れたままです。おおよそのルートを記憶しており、近くまで到達した時、または迷ってしまった時にポケットから取り出して現在位置を確認したりします。
オートバイの場合、スマートフォンを見やすい位置に固定することが一番の課題です。
え?そういう便利なものが有るって?
こいつはなかなか便利そうですね。基本的にミラーの取り付けネジ部分に噛ませてしまおうというものが多い様です。緩むことはあっても突然外れることは無いので安心度は高そうです。四輪車のダッシュボードに取り付ける吸盤タイプがカタイかなぁと思っていましたが、ミラーのネジに取り付けるのもアリだなと思いました。
課題は盗難ですね。ミラーを外すのは面倒なので基本的に取り付けたままになります。だけど盗難する気になればミラーを外すの位は簡単なものです。一昔前の日本なら気にしないことですが、今時の日本では高価なものでなくても盗難されるので気にしておかなくてはならない課題です。金額うんぬんじゃなくて盗られたってのが嫌な気分になるんですよね。
という訳で残りの課題は電源です。スマートフォンはバッテリーの持ちが悪いので、常時通信しながらGPSを使って画面も表示させっぱなしとなるとバッテリーが一気に放電してしまいます。せっかく発電しながら走る車両に乗っているのですから、乗車中の電源位は確保しておきたいものです。
そこで考えてみたのは、シガーソケット(車のシガーライターを差し込むソケット)を雨が降っても影響の無い位置に取り付けて、給電させた状態で走行できないかなという事です。少し考えてみたら、ごくシンプルにバッテリーのプラス端子からケーブルを1本引いてきて、シガーソケットに結線すれば、マイナス側はフレームの金属部分にアースしてやるだけで配線はOKとなります。もちろん安全対策としてヒューズは5A程度のものを噛ませておきたいですね。
という訳でスクーターにシガーソケットを装着する加工を施してみました。パネル埋込み型を購入したので穴あけ加工をする手間はありましたが、スッキリ収まって良い感じです。黒いキャップがついてるので一見しても全然気づかれないと思います。一応雨対策にゴム板をカットして上から雨除け対策もしておきました。
スマートフォンホルダーはこれから色々試してみようと思いますが、とりあえず100円ショップで簡易型を購入して来て、付属の3Mの両面テープでスピードメーターの上の部分に邪魔にならないように固定しました。じっと見られると何これ?って感じで見た目がちょっとあれですが(w、シガーソケットからスマートフォン充電用の配線が出ているだけでスッキリとしていて悪くないです。
ホルダーは100円ショップのは長くは持たないと思うので、ミラーのネジ部分にかませるタイプを使うことになるだろうなとは思っています。どれが良いかなぁ。
この記事はS-Factory ANNEXとしてココログで公開していましたが、あちこちに点在させるより集約したくなりS-Factoryブログへ引っ越しさせてきました。TypepadからWordpressに変換させた為、一部変換に不具合があるかも知れません。
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