Tiny Tiny RSS(TT-RSS)には、IDとパスワードによる通常の認証の後、One time passwords / Authenticatortという仕組みがあります。実際のところGoogle認証による二段階認証の仕組みが実装されているので、Androidデバイス(スマートフォン等)とワンタイムパスワードを生成するアプリ「Google Authenticator」を持っていれば、IDとパスワードに加えて、一時的に有効な数字のパスワードによる認証が実現出来ます。この方法はシステム的にバグ等の脆弱性が無い限りは、なかなかクラックされにくい仕組みだと思います。
もちろん、Googleが提供しているこのサービス自体に脆弱性等が発覚した場合は、たちまち影響を受けるのでアンテナを張っておく必要はあります。
TT-RSSはちょっとした事でしたら、自分流にテーマをカスタマイズするなりして見た目を変更出来ますし、なによりも自分の環境下で動作するRSSリーダーなので、機能面でもプラグインを追加するなどして自由にカスタマイズ出来る自由さが便利です。つまり自分好みのRSSリーダーを実現する一つの理想的手段です。
ただし、毎日使用していると、先述のワンタイムパスワードの入力が鬱陶しく思えてきます。セキュリティ面から、いちいちスマートフォンのアプリを起動して生成されている数字を読み取り入力する訳ですが、この数字の入力にちょっとしたイライラの原因があります。