長々と引っ張ってくれたWinXPのサポートが、4月9日に終了します。既に最後のWindows Updateも配布された様ですから、これ以降のセキュリティ修正は出てこないと思って良いのではないかと思います。
仕事の関係でもWindows XPとOffice2003は、ネットワークに接続する可能性のあるものは全て対策(更新)しました。関係先でいくつかWindows XPにしか対応してないアプリをスタンドアロンで使用する前提で残すことになりましたが、対応は終わったと思って良さそうです。
私自身は、Windows 7をメイン、Windows 8をサブ的に使っていますが、Windows 8も悪くないかもなぁという感じで使っています。Windows 7よりも動作が軽い印象が強いんですよね。おそらくWindows 7もリリースから歳月を経て肥大化して来たのが現実でしょう。当然ながら追いかけるようにWindows 8も肥大してくると思われます。
世間ではあまり言われていない様に思いますが、Office
2003も脆弱性が見つかってもそのままになるので、脅威としては今後使い続ける人には残ります。Office
2003はUI的にリボンUIに変更される前の最後のバージョンですから、個人的には慣れたUIで使い続けたいという気持ちもあるのですが、ネットに接続
しないPCで使うなんて使い勝手が悪すぎるので致し方ないところです。
ネットに接続する可能性のある環境では使わない事を強くオススメします。最近は悪意のある攻撃が巧妙になっているので、OSやアプリケーションに脆弱性があれば知らないうちに被害にあってたという可能性が高くなります。すぐに気づけば対処も出来ますが、気づかないうちにやられてしまうのが一番危険です。
安心してパソコンを使うためにも、OSとアプリケーションの脆弱性は対策をした方が良いと強く思います。ビクビクしながらパソコンを使うのは精神的にもよろしくないですからね。
マイクロソフト社が長々と延長サポートを実行してくれた事を私は評価しています。どれだけ影響があるかをきちんと理解しているからですね。スパッスパッと旧バージョンのサポートを切り捨てる某社の姿勢とは違うなぁと思います。それはビジネスを支えているという自負がずっと前から続いているからじゃないかなと思います。結構ボロクソ言われていますが、私はずっと前からマイクロソフト社は良い会社だと思っています。
ただ、Office 2013の配布方法はいかがなものかなと思います。特にプレインストール版はインストールメディアがありませんから、ネットワークが必須となります(リテール版はimgファイルをダウンロード出来ます)。ナロー回線やネットに接続出来ない環境でOffice 2013を使っている場合には非常に苦労するのです。Office製品はそういう環境でも使われていることを改めて自覚しなおして欲しいものです。
この記事はS-Factory ANNEXとしてココログで公開していましたが、あちこちに点在させるより集約したくなりS-Factoryブログへ引っ越しさせてきました。TypepadからWordpressに変換させた為、一部変換に不具合があるかも知れません。
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