Fusion IP-Phone SMART

FUSION COMMUNICATION外出先からメーカーとかに問い合わせの電話をする事が多くなってきたので、ケータイ電話の通話料21円/30秒よりも、8.4円/30秒と半額以下で通話出来るIP電話を検討中です。FUSIONが最有力です。

私はスマートフォンをデータ通信専用として使っており、携帯電話と併用しています。スマートフォンでIP電話の利用は、自分が使っているキャリア以外の電話に、ちょっと長引きそうな用件の電話をかける時の発信専用電話としてです。通話料が半額と考えたら使わない手はないでしょう。仮に10分通話をしたとして410円:168円ですからやっぱり半額以下ですね。

当初は基本料金315円の050PlusでNTT系列のIP電話との通話無料が行えるので良いかなと思ってたのですが、相手が自宅及び実家位しか思い当たりませんし、選択肢として基本料金0円のFUSIONてのが有ると先日「TOMさん」に教えてもらって知ったら、そりゃ通話相手がNTT系列のIP電話以外(携帯電話とか固定電話とか)なら魅力的だなって思いますよね。

通話料金を使った分だけ支払って、使わなかったら0円ってのは消費者に対してフレンドリーだと思います。(私の運用形態としては通話を使わない時は全く使わないので・・差が激しい)

050Plusに比べてFUSIONの面白いところは、標準的なSIPプロトコルに準拠している点で、IP電話アプリを選べちゃう点です。現在はオフィシャルにサポートされているSIPアプリは「AGEphone」と「Chiffon」の二択ですが、「CSipSimple」なんかも使えるみたいですし、今後便利なSIP対応アプリが増える可能性もありそうですね。まぁ現在の目的は出先からなるだけ安く電話するだけだから安定して音声通話できれば十分なんですけどね。

しかしこれ、携帯電話の使い方によっては音声通話専用のケータイは要らなくなる気がします。ケータイ各社も家族通話とか無料にしてるキャリアが多いけれど、FUSION系列同士の050通話なら無料通話だし、Wi-Fi環境かデータ通信カードが有れば事足りちゃいますから高額なパケット定額の契約も不要です。データ通信専用のMVNOで十分でしょう。

もはやケータイ電話に月額5,000円以上とか払うのバカらしくなって来ますね。ケータイ通話料金を下げる目的で使う人は今後ますます増えるでしょう。

やや脱線しますが、キャリア間のSMSが可能になってさほど時間が経ってない訳ですが、LINEの普及などもめまぐるしいですし、もはやSMSすら使わないってことになって行きそうな気配がします。SMSは携帯電話の方で使えるので何も変化はありませんから、当面はSNS/LINE等のメッセンジャーの使い分けですね。相手がLINEを使ってないって事もあるでしょうからSMSを全く使わないってのも無理な話でしょう。交友関係が広い人は尚更ですね。

さてこうなってくると、場面場面に応じて情報機器をいかに効率よく使い分けるか?って事がポイントになって来ると思います。ぶっちゃけこれは大半のユーザーさんには結構キツイと思います。こいういうものに興味をもって自主的に比較して、選択して、使いこなす努力が必要な部類でしょう。

FUSIONのIP電話は通話品質も悪くない様ですし、申し込んで使ってみようかなと思っています。技術的には昔からSIPには興味アリアリですし、オープンソースのPBXシステム構築アプリであるAsteriskにも当然ながら興味があります。そう言えばYAMAHAルーターのネットボランチ電話とかもSIPプロトコルだったなぁ。

IIJmioも負けてません。がんばれー!

最近、「ほぼスマホ」をはじめとした、スマートフォン+データ専用通信カードの組み合わせに、IP電話アプリを追加してデータ通信といて音声通話を実現するソリューションが多くリリースされています。ほぼ通信カードはDoCoMoのMVNOですね。

DoCoMoのMVNOは、私自身もIIJmioのミニマムスタートプランを使っています。四六時中使用する訳では無く、仕事で外出する際等に、スマートフォンやNexus7を持って行き(場合によってはノートPCも持参)、少々遅い回線ながらインターネット接続して、調べ事やファイルのダウンロードが出来るので重宝しています。しかも月額利用料は定額ですから、パケット通信量オーバーでえらい金額を請求される心配もありません。

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IIJmioはどの程度使えるか(Nexus7-32T)

iijmioNexus7-32T(SIMフリー版)と組み合わせるIIJmio ウェルカムパック for イオンを納品して来ました。Nexus7のセットアップも含めての出張対応です。ウェルカムパックは私がイオンモールに行って買って来ました。返品出来ませんって言う事について承諾書を書かされましたけど、今は本人確認も要らないので代理で購入できて結構手軽ですね。よく考えていると思います。

通常のIIJmioはネットで申し込んでから早ければ3~4日でSIMカードが届く手順になりますが、for イオンの場合は3,150円で販売されているウェルカムキットにSIMカードが含まれているので、イオンの店舗で購入して来ればすぐに利用開始出来ます。買ってきてすぐに使えるので急いでいる場合は for イオンの方が断然スピーディーですね。ネットに接続できるデバイスとクレジットカードさえ準備してあれば、購入してすぐイオンモールのどこかでお茶でもしながらSIMカードを有効にして使いはじめる事も可能です。

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現状でMVNOを増やすにはリスクがある~電波という資源には限りがある(電波法で規制されている)

先日私が記した「いわゆる「テレビ電話」を使いたい」というPOSTで、SIMフリーのデータ通信デバイスに、DoCoMoが提供しているMVNOの通信カード(IIJmio)を組み合わせる方法が、通信速度の制限を受ける事を妥協出来るならば、最も安価にテレビ電話を実現出来る旨記しましたが、どうやらMVNOがここへ来て活性化する気配を見せている様です。

「ほぼスマホ」が狙うもの、MVNOの主戦場はスマホ? (nikkei TRENDYnet) Yahoo!ニュース(リンク切れ)

上記ニュースリンク先によると、現状、MVNOは事実上DoCoMoに限られる様な状況ですが、今後はauやSoftbankのMVNOも積極的に使われるようになり、データ通信の選択肢が増え、市場が活性化するという話です。所謂格安データ通信プランですね。

私自身もそうなのですが、音声通話は従来の携帯電話をそのまま使っているので、スマートフォンを使っていても音声通話は行わないという使い方もアリだと思っています。つまりスマートフォンはデータ通信専用端末として使います。そこへ来て最近はタブレットデバイスも増えていますから、ますます音声通話が不要でデータ通信だけを格安で使いたいというニーズがでて来るのは当然の事でしょう。

しかし、このMVNOという仕組みが一気に普及してしまうと、弊害を生じる可能性もはらんでいます。

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