Panasonic Webカメラ BB-HCM110

Panasonic BB-HCM110という、Webカメラ(ネットワークカメラ)を手に入れました。
棚ぼたで、録画アプリ(BB-HNP11)も一緒にゲットしちゃいました(検証済みですが今回は割愛)。

さて、BB-HCM110についてです。
発売時の定価が49,800円という、Panasonicにしてはエントリークラスなので、そんなに多くは期待していなかったのですが、日中の屋外映像や室内のペットを定点撮影してみた感じでは、まずまず使えるという印象を受けました。

ただし、この機種はSDカード非対応なので、録画をするにはネットワーク経由で録画プログラムを稼動させておくPCが必要になります。この部分で余計な電力を消費するので防犯用として使用するには中途半端なモデルですね。

インターネットへの公開については、DDNS(ダイナミックDNS)を使って容易に行えます。Panasonicの有料サービス「みえますネット」を使うのがPanasonic流なのでしょうが、PanasonicのWebカメラの多くは、汎用DDNSにも一応対応しているので(メーカーサポート外)手持ちのDDNS環境を使うことにしました。特に問題なく使用できています。UPnPで外部に公開することもできますし手動でポート開放することも可能です。

一つだけつまずいたのはメール通知です。動作条件を動体検知アラーム等にすると、映像に変化が生じた時の前後の写真をメールで通知させることができます。その検証をしていてメールの設定をカットアンドトライさせられてしまいました。結局、GmailのSMTPサーバーを使おうとしていたので、この機種のメール設定がSSL非対応だったのが原因で正常にSMTPアクセス出来ませんでした。

かと言ってきょうびSSL非対応のセキュリティが緩いメールサーバーって・・・
と思ったら、Plalaのメールが非常に貧弱だったのを思い出しました(もはやスパムの温床になっておりプロバイダメールは使っていません)。PlalaのSMTPサーバー情報と、SMTP認証を設定したらあっさり動体検出のメールがズラズラと送られてくる様になりました。本来ならBB-HCM110がファームウェアアップデートでSMTPのSSL対応を行うべきだと思うんですけどね。まぁ既に製造中止だし仕方ない。

ペットの様子や部屋の様子を観たい時に監視する用途にはこのクラスのWebカメラで十分でしょう。内蔵マイクは結構音を拾ってくれるのでペットの鳴き声なんかもしっかり聞こえます。もちろんネットに公開すれば、スマートフォンや携帯電話からも観ることが出来ますね。

タイトルとURLをコピーしました