ネットワークカメラ施工についての現調と打ち合わせ

今日、ネットワークカメラ施工の現調と打ち合わせ行って来ました。100ccスクーターで片道50分くらいかかりましたが、行き帰りともに雨も降らなかったので良かったです。

以前施工をさせていただいた店舗と同じ建屋内ですが、3店舗離れた所に新たに出店されているので、PoE(給電)HUBからLANケーブルを新しい店舗まで配線出来るかが最大の課題でした。店舗がある建屋内には色々なお店が出店されており、共有部分の天井の点検口などからルートを推測してみたのですが、シャッターの戸袋やエアコンの吹き出し口などが天井にある事からすんなり配線出来る可能性が低い事はあきらかなので、本当に配線出来るかどうかがわかりません。私は施工業者では無いので、脚立等の道具も持っていけませんから天井裏を片っ端からチェックも無理ですし(そもそも日中はお客さんで賑わってるのでそういう作業無理)

まぁ、現地に行ってみても分からないのは想定範囲内だったのですが、カメラを取り付けたい位置や何をモニタリングしたいのか等のユーザー要件は分かりましたので現調に行ったのは無駄ではありませんでした。やはり見て話を出来ると一気に不明点が明らかになります。

結局、建屋の事を良く知っているであろう出入りの電気工事屋さんにケーブルの敷設や、カメラの取付を全て依頼していただく方向を推奨し、私はカメラのセットアップとネットワーク設定だけお受けする方法をご提案して、それで快諾を得ました。

ネットワークカメラやケーブルの手配も全て電気屋さんに依頼していただく様に話して、私は手放しをしました。よっていわゆる施工部分の粗利の部分は全て無くなりましたが、自分一人で全てをやろうと思うのは無理があるので、分担出来るところは分担が理想だと思っています。今回はS-Factoryとしてはネットワーク系のスキルのみご提供ってことで、見えない部分が無くなったので肩の荷がおりました。

一人で出来る事って限られているし、仕事のやりかたは結構難しいなぁって思いましたが、分担出来るとすごく楽だなとも思いました。ちなみに配線やカメラ取り付けなんかは、バイト先で施工していたので道具さえあればできますが、S-Factoryには電動ドリルすらありません。それらを全てやろうと思ったら設備投資も大変です。わきまえることも必要って事ですね。

S-Factory | Facebook Pageより

仕入れは難しい

既存クライアントさんより、ネットワークカメラ施工(増設)とネットワーク設定のご依頼を再び頂いたのですが(再依頼はありがたいことです)、前回と同じ型式のカメラを希望されているのであちこち仕入れルートを調査中。

もうメーカーが製造してないんすよね。そのせいか定価より高く売ってるショップがあるんですが、プレミア価格って事でしょうかね・・(汗

うーん、S-Factoryとしては、まだ決まった仕入先は持っていないのであちこちあたって上手に仕入れるしか無いのですが、個人事業って仕入れが弱いので辛いところです。仕入れの支払いも先払いですからね。施工とか設定とかは努力で効率化させれば値引きに応じられますが、仕入れ金額はどうしようもないですもんね。

小売や物販の商売やってる訳じゃないから仕入れを強化するつもりは今のところ無いし、やっぱり臨機応変、柔軟に対応して行くしか無いのかなとか思ったりしています。

商売って難しいなぁ。見積もり(積算)していても、どうしても資材の仕入れが大きく響きます。この辺りまだまだ修行が足りんって感じです。

S-Factory | Facebook Pageより

Outlook.comで無料で独自ドメインメール

Google Appsの無料プランが新規申し込みを受け付けなくなったので、もはや年間1,000円で独自ドメインのメールアドレスを持てる唯一と言える方法であろうOutlook.comを試してみました。実際にやってみたら難しいことは何もなかったです。

手順通りにやれば、レジストラのドメイン情報反映待ち含めて2時間で終わる作業でした。DNSの反映時間はレジストラやDNSサーバーによって違うのでもっと時間がかかる可能性もあります。

なお、この作業に際してはもちろん前提となるネットワーク的な知識は必要です。そこの知識が無い人が最初から始めると結構苦戦するとは思います。それでも年間1,000円で独自メールアドレスを維持できるのなら取り組んでみる価値はあると思いませんか?

Windows Live アドミン センター
https://domains.live.com/

メリットは、独自ドメインをhotmailサーバーで、最大500アカウントまで使えるってこと。
今わかっているデメリットは、メーラーで標準的なIMAPが使えないと言う事です。つまりスマートフォンからの利用にはちょっと不便を強要される感じです。

HotmailはPOPとDeltaSynchしかサポートしないので、Windows Live Mail等を使わない方法では、POPアクセスしか無いのです。IMAPに対応させてくれたら言うこと無いのですが。

DeltaSynchについては情報が少ないですね。HotmailDAV廃止が決定した当時の事が懐かしく記憶の中で少しずつ蘇ります。

DeltaSynch対応のスマートフォンアプリとしては、Androidアプリには、「Hotmail」があるのでなんとかなるかなという感じです。使い勝手は悪くは無いけどかと言って快適でも無いです。(Mac環境やiPhoneアプリは知らんです)。

https://play.google.com/store/apps/details?id=com.hotmail.Z7&hl=ja

さて実際に独自ドメインを使ってOutlook.comのサーバー設定手順。

まずはドメインを取得します。DNSが必須なのでDNS付きのレジストラで契約するのがオススメです。個人的にはValue-DomainがDNSレコードを任意に編集可能に加え、DDNS対応なので気に入ってます。ドメインをValue-Domainで取得するとDNSサーバーが無料で使える訳です。

Outlook.comの指示通りにMXレコードやTXT情報を登録していきます。DNSの情報が反映されないと話になりませんので少し気長に待ちます。下の図はValue-DomainのDNS設定でMXレコードとTXTを設定したのをWindowsのコマンドプロンプトからNSLOOKUPで引いてみた時の画面キャプチャです。(こういうのはネットワーク的な知識を持っている人には容易に調べられるので、ボカシたりする手間が無駄です。)

orgmail-nslookup-1

Outlook.com側でDNSの、TXT情報を照会してドメイン所有者の確認を取ります。要するにOutlook.comが指定する情報をDNSサーバーのTXT情報として記せる人=ドメイン所有者って事ですね。この照合審査をパスしたのでステータスがActiveになってます。

orgmail-outlookcom-txt

ユーザーを登録します。Captchaを入力させられたりという手間があって若干面倒ですがスパムの温床となるのを多少なりとも阻止する為には仕方ないですね。

orgmail-adduser

テストメールを送受信してみました。問題なくメール送受信できました。

orgmail-mail-test

年間、1,000円で独自ドメインのメールが最大500個まで作って使用出来るという方法は、今のところOutlook.comしか無いと思います。費用対効果ではあり得ない程に魅力的ですね。

追記
Android版アプリであるHotmailは利用出来なくなり、Outlook.comというアプリを使わざるを得なくなりましたが、ハッキリ言ってOutlook.comは使いづらいですね。