当サイトをSSL(HTTPS)対応~Let’s Encryptで証明書代金はかからず

昨今のWebサイトはセキュリティ意識のことからSSLが標準化されて来ていることもあり、重い腰を上げて本日(2016年11月24日)HTTPSでこのサイトを公開できるように修正しました。

やってみれば結果的にはもっと早くすればよかったと思えるものです。コンテンツ内のリンクがHTTPで張られているものは、SQLの置換で一気に修正出来ましたので、WordPressはこういう時に便利だとURL変更の度に実感しています。。

肝心の、SSL証明書はドメイン認証で十分ですし、S-Factoryとしての活動は休止していることもあり、無料で認証して頂けるLet’s Encryptを使用してみる事にしました。Let’s Encryptによる認証は証明書の有効期限が90日という制限があるので、期限切れになる前に更新しなくてはなりませんが、比較的簡単ですし、自動化も出来るので、サーバーを自分でいじれる人ならさほどハードルは高く無いと思います。

要点としては

  • サブドメインも個別に証明書が必要(一緒に更新出来る)
  • 同一ドメイン(サブドメイン)内のコンテンツに、非SSLコンテンツ(画像とか)が含まれていると「https」と「http」が混在となるので安全な接続とはみなして貰えない。
  • 当然ながら外部リンク先はhttpでも可

これくらいでしょうか。

Webサーバ-のSSL対策後は「Qualys SSL Labs」でチェックさせて頂きA+の結果を得られました。

sss-report

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当サイト(WordPressによるブログ構造)をバックアップから復元

昨年の秋口に、このサイトを動かしているVPSサーバーがクラッシュしてシステムが復元出来なくなった関係で、ずっと放置していましたが、本日ようやくバックアップから復元しました。

バックアップはWordPressのプラグイン(BackWPup)で、Dropboxに取る仕組みにしていました。WordPressの記事や構造情報はMySQLに記録されているのでSQL形式で、画像ファイル等はファイルとしてごっそりアーカイブする仕組みです。結果的に元通り復元出来たので備えておいて良かったと思います。

VPSがまるごとぱぁになった事もあり環境を再構築する手間をかける余裕が無くて半年以上放置していましたが、今日、GW連休で時間が取れる様になったので思い切って作業にとりかかりました。まぁS-Factoryとしての活動は休止しているので急ぐ理由は全くありませんでしたが。

レンタルVPSサーバーに下記のアプリをセットアップ。

  1. Apache
  2. PHP
  3. MySQL
  4. WordPress復元

Apacheがバージョンアップで細かい部分に変更をかけていたせいで、しょうもない変更箇所に躓いて時間を食ってしまいましたが無事にサイトを復元出来ました。

手間はかかりましたが、元通りに復元出来たのはラッキーです。やはりバックアップはこまめにとっておかなくてはならないと思いました。(バックアップをとってなかったサイトは完全に消えました・・)

一応備忘録的に躓いた箇所を記しておくと

aliasとかrewriteとかのモジュールが標準では読み込まれない様になったらしく、バックアップから復元したWordPressがうまく動かなくて「ページが見つからない」状態になり無駄に悩まされました。結局トラブルというよりはApacheの仕様変更に振り回されただけな訳で、Apacheの仕様が変わったことを調べて対処です。具体的には「e2enmod」コマンドでモジュールをロードすれば正常に動作しました。

それと、以前はDebianは使いやすいと思っていたのですが、最近はCentOSの方が使いやすいんじゃないかと感じています。Debianは安定性重視で長く使い続けられるというのがメリットだと思っていましたが、結局半年以上触ってなかったら浦島太郎状態になるわけで、それなら情報が多いCentOSの方が良いというのが今の本音です。変更されると使えない情報(ノイズ)が多いので最新情報が多いことが何よりだと感じました。それといちいちsudoする必要がある操作にはやっぱり慣れずレッドハット育ちとしては非常に煩わしいです。標準のsudoではApacheのログにもアクセス出来ませんし。

将来的にはやっぱり利用者が多いLinuxディストリビューションにすべきかなと感じています。私としてはVinelinuxとかも変更が少なくて気に入っているんですけど利用者が少ないのがね。とどのつまりは妙な変更をするのはパスです。OSもアプリも落ち着いて長く使い続けられるソフトウェアが一番良いと私はそこに価値観を置いています。

当面の間は休業とすることにしました

転居に伴いS-Factoryとしての活動拠点を変更した為、新規顧客開拓(営業活動)が最優先課題となりましたが、現在見通しが立っていない為、個人事業としての活動は休止することにしました。

まずは生活基盤をしっかりさせる事から再スタートですので、どこかに働きに行きながら地域の立地や産業などの状況について情報収集しながら生活して行こうと考えています。しばらくはハローワークの求人情報をチェックです(w

S-Factoryとしての活動再開は先の課題としますが廃業したわけではありません。長期的に準備をしながら事業計画を立てて行こうと思っています。何年か先にまた個人事業として再開できたらと思っています。小さなソフトウェア開発や小さな案件への関与は今後も地道に続けていきます。

なお、ブログ記事は少しずつ追加して行こうと思っています。

お問い合わせ

休業のお知らせ

お知らせ

まことに勝手ながら、今年末までの期限で今の住居(借家)を返却しなくてはならなくなり、転居を予定している為、当面の間S-Factoryとしてのサービスご提供を休止いたします。

サービスご提供の再開は転居先にて落ち着いた頃にアナウンスさせていただきますが、転居先がまだ未確定なため、池田市内でのサービスを再開出来るかは未定です。当サイトにてフリーランス宣言後、約1年3ヶ月を池田市を拠点として活動して来ましたが、過去に作業をご依頼いただいたクライアント様には、資料を整理してお渡しする等して、他のエンジニアに資料を見てもらえば分かるように対処させていただいております。

今後の活動拠点は池田市から変更する可能性が高く、今までごひいき下さったクライアント様には大変申し訳ありませんが、個人事業でおこなっている関係上、居住場所が基盤となっておりますことを、どうぞご理解いただけます様お願いいたします。

なるだけ早くサービスを再開出来る様に、転居、整理を頑張ろうと思っております。
そのおりにはまたS-Factoryをよろしくお願いいたします。

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WordPress Themeのカスタマイズファイルが飛んだ件~BackWPupでバックアップしていた事を思い出した

先日、WordPressのアップデートと一緒に、バンドルテーマもアップデートしちゃったところ、アップデーターがテーマフォルダを消して、最新のテーマを解凍して展開したと思われ、別ファイルにしておいたCSSファイルが消えちゃったというアクシデントを記したのですが、やはり基本的にバックアップは重要というところにたどり着きます。

たまたま、WordPressのプラグインのアップデート通知が来てるのを見て、ふと思ったのですが、「BackWPup」というバックアップの為のプラグインを導入していて、Dropboxに7世代分アーカイブする様に設定していたのを思い出しました。

Dropboxのサイトにログインしてみたところ、当然もう昔のファイルは消えてなくなっています。しかしゴミ箱の中から復元する機能がありました。なんと8月15日のバックアップを復元できることが分かりました。これにちょいカスタムしたテーマフォルダがバックアップされていれば!

Dropboxのゴミ箱から復元して、手元にダウンロードして、圧縮を解凍してみたところ、覚えの有るCSSファイルと、PHPファイルの存在に気づきました。そういえばPHPファイルも一つ追加してたんだった。

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