昨年の秋口に、このサイトを動かしているVPSサーバーがクラッシュしてシステムが復元出来なくなった関係で、ずっと放置していましたが、本日ようやくバックアップから復元しました。
バックアップはWordPressのプラグイン(BackWPup)で、Dropboxに取る仕組みにしていました。WordPressの記事や構造情報はMySQLに記録されているのでSQL形式で、画像ファイル等はファイルとしてごっそりアーカイブする仕組みです。結果的に元通り復元出来たので備えておいて良かったと思います。
VPSがまるごとぱぁになった事もあり環境を再構築する手間をかける余裕が無くて半年以上放置していましたが、今日、GW連休で時間が取れる様になったので思い切って作業にとりかかりました。まぁS-Factoryとしての活動は休止しているので急ぐ理由は全くありませんでしたが。
レンタルVPSサーバーに下記のアプリをセットアップ。
- Apache
- PHP
- MySQL
- WordPress復元
Apacheがバージョンアップで細かい部分に変更をかけていたせいで、しょうもない変更箇所に躓いて時間を食ってしまいましたが無事にサイトを復元出来ました。
手間はかかりましたが、元通りに復元出来たのはラッキーです。やはりバックアップはこまめにとっておかなくてはならないと思いました。(バックアップをとってなかったサイトは完全に消えました・・)
一応備忘録的に躓いた箇所を記しておくと
aliasとかrewriteとかのモジュールが標準では読み込まれない様になったらしく、バックアップから復元したWordPressがうまく動かなくて「ページが見つからない」状態になり無駄に悩まされました。結局トラブルというよりはApacheの仕様変更に振り回されただけな訳で、Apacheの仕様が変わったことを調べて対処です。具体的には「e2enmod」コマンドでモジュールをロードすれば正常に動作しました。
それと、以前はDebianは使いやすいと思っていたのですが、最近はCentOSの方が使いやすいんじゃないかと感じています。Debianは安定性重視で長く使い続けられるというのがメリットだと思っていましたが、結局半年以上触ってなかったら浦島太郎状態になるわけで、それなら情報が多いCentOSの方が良いというのが今の本音です。変更されると使えない情報(ノイズ)が多いので最新情報が多いことが何よりだと感じました。それといちいちsudoする必要がある操作にはやっぱり慣れずレッドハット育ちとしては非常に煩わしいです。標準のsudoではApacheのログにもアクセス出来ませんし。
将来的にはやっぱり利用者が多いLinuxディストリビューションにすべきかなと感じています。私としてはVinelinuxとかも変更が少なくて気に入っているんですけど利用者が少ないのがね。とどのつまりは妙な変更をするのはパスです。OSもアプリも落ち着いて長く使い続けられるソフトウェアが一番良いと私はそこに価値観を置いています。
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