少しずつプログラミング学習

20代にMacintoshでプログラミングを学習する為、大枚はたいてC++のコンパイラと書籍も買って毎日わけも分からず勉強したのですが、結局当時は、Macintoshというややこしい環境での学習、そして情報の少なさ、周囲にプログラミングスキルを持った人が居ない等から、どんどん独学の意欲も疲弊していき、トラウマだけが残った苦い記憶があります。

つい最近まで、私はそのトラウマを克服できず、プログラミングと呼べるまでのスキルは身に付けることが出来ず、ちょっと既存のスクリプトを改造してみたり、部分的に取り出して応用してみたりという程度までしか出来ませんでした。

しかし、フリーランスとしてIT系のジャンルで食っていく関係上、プログラミングスキルの重要度は高いと判断し、このトラウマを克服すべく、昨年末から地道に独学に取り組んできました。大きなきっかけは、MIT App Inventorを使ってAndroidアプリを視覚的な開発環境で作ってみた経験です。もしかしたら出来るかも知れないなと感じました。

そしてそれを本当に実感したのは、Visual Studioという、Microsoft社の統合開発環境(IDE)を使ってサンプルを作ってみたら、9割方理解出来た時でした。アプリの見た目、ボタンやテキストボックスの配置は、Windowsアプリならではのマウス操作で行えますので、MS-AccessやFileMakerを使った経験があるなら何の苦労も無く行えるでしょう。レイアウトも自分が思い描く理想通りに配置出来ます。そこにボタンをクリックした時の挙動等を、ソースコードとして記述する訳ですが、意外と少ない記述で情報の取り込み等は行え、肝となる処理部分をじっくり考えれば、当初は無理なレベルのプログラムが作れたのです。

正直言うと、入門書籍を数冊購入したのですが、多くは退屈なサンプルばかりで、最後まで到達出来たチュートリアルは半分位です。私は、どうしても興味を持てないチュートリアルには没頭出来ません。これは社会人経験の長い人がプログラミングを始めた際に壁に突き当たる大きな原因だと思います。社会人経験によって短時間で結果を得られる方法を選択するクセがついてるからです。基礎から学ぶという遠回りは大切だと理解していてもそういう道を通ることが事実上出来ません。学生とは学習の仕方、受け入れ方が大きく違うのです。私は自分が知りたい事をすぐに学びたいのです。(これは性格など個人差が大きいと思います。)

幸い、Visual Studioはいじっている内に、色々なアイディアが湧いてくる刺激をくれます。最初はシンプルなプログラムでも、徐々に機能を追加してみようとか、こうすれば合理的だなとか言う発想がどんどん出てきます。それを実現するのに、じつはそんなに高度なスキルが無くてもなんとか出来上がったりするのが面白いのです。(当然熟練者が作ったアプリに比べると洗練度は話にならないレベルでしょうが)

それでも、回数と学習を重ねていく内に、徐々に合理的なソースコードが書けるようになって来ます。これは良い感じに書けたなぁというのも最近では徐々に増えて来ました。

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WordPressがXML-RPCを標準化した

実験用にWordPressでサイトを作ってテストをしているのですが、WordPress公式のスマートフォンアプリ(Android版)からも更新出来る様にしようと思ってNexus7にインストールしてあるWordPressアプリに、URL、ユーザー名、パスワードを設定してアクセスしたところ、

「入力されたURLにWordPressサイトが見つかりませんでした」というエラーが・・

ここで思い出したのは、WordPressを外部から操作する為のXML-RPCを有効にし忘れていることでした。ところが、WoredPress(サーバー側)にログインして本来設定が有るべきところにその項目がなくなっています。調べているとWordPress 3.5からはスマートフォン等への対応をスムーズにする為に、標準でXML-RPCを有効にして、設定項目を隠してしまったそうです。ですから今やネットで検索すると、逆にWordPress 3.5でXML-RPCを無効にする方法が紹介されていたりします。

WordPress Snippet | WordPress3.5 XML-RPCを無効にする

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取り消し線は付けてないのに~WordPressの投稿記事が勝手に修正された理由

WordPressで不可解な現象に遭遇したけど解決したので備忘録。

エントリーを記した際、ハイパーリンクを埋め込んでおいたのですが、POSTして実際にWebブラウザで見るとこの様な「取り消し線」が付いてしまいます。もちろんDELタグは付けていません。ブラウザの問題かなと思ってFirefox以外のブラウザで表示させてみたのですが変化がありません。

ソースを確認してみたところ、DELタグではなく、aタグにclass=”broken_link”というクラスが勝手に割り当てられていました。WordPressが勝手にこんなことをしてるとしか思えないのですが、しばらくその原因にピンと来ませんでした。クリックしてもリンク先は存在するのになぜ・・

ふと、Broken Link Checkerというプラグインを入れていることを思い出し、もしかしたらリンク切れだと誤認識しているのかな?と思って、Broken Link Checkerの管理画面を確認したところ、やはりリンク切れと診断されてリストアップされていました。実際にリンクは切れていないので「リンク切れではない」とすると、サイト上での取り消し線が消えました。

Broken Link Checkerというプラグインは、リンク切れを発見したらメールで通知してくれるので、それだけで運用していたのですが、サイトのリンク切れを発見したら取り消し線をつけてくれる仕様もあるのだと今回知った次第です。いやぁお節介というか機能が充実していますね。プラグインを使う場合は、ちゃんと仕様は読まなくてはなりませんね。

プラグインを追加しました (関連投稿表示プラグイン)

昨日、このサイトで使用しているCMS(WrodPress)にプラグインを追加しました。タイトルの通り関連投稿を表示してくれるプラグインです。おそらくこの記事の下にも関連する投稿がリストアップされていると思います。

このプラグインは、「テキスト解析:日本語形態素解析API 」というYahoo!デベロッパーネットワークのAPIを使って、日本語を解析して関連性の高いエントリーを結びつけるプラグインです。使い方は非常に簡単で、プラグインのインストール、及びYahoo!デベロッパーネットワークからアプリケーションIDを取得してプラグインに設定するだけです。強いて言えばアプリケーションIDを取得するのが壁でしょうか。

プラグインは自動的にバックグランドでエントリー内容を解析して関連性の高いエントリーにリスト表示してくれますのでほぼメンテナンスフリーです。ヤフーのAPIに依存しているので大本のAPIサービスの変更や廃止によって使えなくなる可能性は否めませんが利便性が高いので継続利用させて欲しいものですね。

このプラグインをインストールした理由は、私がWordPressのブログ機能を使って、備忘録的に覚えたことや感じたことを忘れないように記している為、後々参照しやすくする為です。つまり記した自分が読みやすいと言うことは、第三者にもそのメリットはあると考えた次第です。今のところ非常に便利だと感じています。

ビジネスサイト運営に必要な経費

最近では中小企業、SOHO規模の個人事業主でもいわゆるホームページ(コーポレートサイト)を持っていることが増えてきました。名刺代わり程度の内容しか掲載していない中小企業のサイトも結構見かけます。しかしながら、増えてきたと言っても現状はごく一部の、興味を持っていたり、ネットを活用しようという意図を持ってビジネスに取り組んでいる方たちに過ぎません。

まだまだ普及しない企業サイトですが、その障害となるものの最たるものは、どうやったら良いか分からない、のと、経費がかかる。この2点でしょう。

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