Tiny Tiny RSSをアップデート

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Tiny Tiny RSSをようやくアップデートしました。

今まで使っていたのが、1.08だったのですが、今回1.10にアップデートです。アップデート手順がよくわからなかったのでそのままにしていたのですが、基本的にconfファイルをバックアップしておいて戻せば、後はファイル上書きで良いだろうという単純な発想でやってみました。

SSHとSCPで接続しているので、ApacheのバーチャルホストからTT-RSSを停止させて(debianはa2dissiteコマンドを使うのが流儀らしい)から、TT-RSSフォルダをtarコマンドでアーカイブしてSCPで手元にダウンロードして確保しておきました。

公式サイトから最新版(v.1.10)のzipファイルをダウンロードしてきて圧縮を解凍しておきます。これをSCPで接続してまるごと上書きしてみました。アーカイブの状態のままアップロードしてサーバー上で解凍すると速いんでしょうけど確実にやっておきたかったので、SCPのアップロードに少々時間はかかりましたが気長に待ちました。

肝心のconfig.phpファイルは大きな変更は無さそうなので元のファイルをそのまま使用すれば大丈夫そうですが、最新版のconfig.php-distをベースに必要事項を修正して、新たにconfig.phpを定義するのが一番良いと思います。私はWinMergeというアプリケーションを使って新旧ファイルを比較してパラメータ設定部分を移行させています。WinMergeを使うと左右に並べて表示させられるし、差異がある部分は色違いで表示させられるので簡単に移行が出来ます。

ここまでできたらApacheのバーチャルホストで、TT-RSSを有効にします。同じくdebianの流儀にしたがってa2ensiteコマンドを使用します。ApacheをリロードするとTT-RSSが動作する様になります。

初回にログインすると、データベース変換の必要性が表示されました。データベースのバックアップを取る様にと警告が表示されているので、一応MySQLのダンプを取得しておきました。万一の時にリカバリー出来るか出来ないかの分かれ道になるので面倒ですが重要です。

データベースのアップデートが終了すると、もう一度ログインプロセスが動作するので、IDとパスワード、そしてOTPを入力してTT-RSSにログインします。無事に成功しました。

ただ、OTPの入力フィールド(テキストボックス)にフォーカスを当てても、日本語入力がONのままなので、OTPを急いで入力すると全角で入力されてしまう事があります。ここはやはり改修されていない様ですので、過去に自前で行ったカスタマイズ記録を掘り起こして、手作業で修正します。IE用のカスタマイズですが、Firefoxでも有効なので私には重要なカスタマイズです。

Tiny Tiny RSSのワンタイムパスワードでイライラ | S-Factory

これで元通り+最新バージョン(1.10)のTiny Tiny RSSが手に入りました。ちょっと見た感じでは、日本語ローカライズが結構進んでいる様に見えます。細部の変更点はこれから使ってみて気づけば良いだろうし、気づかないなら見えない部分の修正だろうと捉えるようにします。

WordPressみたいに、アップデート機能がTT-RSS自体に組み込まれるともっと手軽で良いと思うんですけどね。まだまだ先は長そうなので将来実装されることを期待したいと思います。RSSリーダーはやはり未だに情報収集には必須アイテムです。

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