NECの法人向けノートPC(VersaPro)~型番から仕様を調べる方法があった

NEC製の法人向けPCについて調べたので備忘録

販社から型番で見積もりを貰ったが仕様がよくわからなくてNECに問い合わせたところ、「NEC PC検索システム」の存在を教えてくれた。

PC検索システム 型番直接指定検索

ここで、長ったらしい型番(製品構成コード)を入力して仕様や構成パーツを調べることができる。NECのVersaProについては概ね下記の様な製品ラインナップになっているらしい。

  • ベースモデルとなる製品(タイプ)がある
  • ベースモデル(タイプ)に構成パーツの変更や追加を組み合わせてカスタマイズできる

各ベースモデル(タイプ)のページから、「カスタマイズ/お見積り」へ進むと構成変更が可能となる。もちろんベースモデルによって選べるパーツや構成は限られている。例えばベーシックモデルである「タイプVA」はキーボードはテンキーレス(無し)固定なので、テンキー付きを選ぶことはできない。

キーボードの例を上げれば、テンキーの有無を選べるモデルがあるので、企業などで使用する場合は、使用者の好みによってテンキーレスを選ぶことができるので便利だと思う。個人的にはキーボード配列に無理を生じる場合はテンキーは要らない。キーが狭いとタイピングしづらい。

こういうカスタマイズができるのは多少なりとも便利だと感じる。そういうカスタマイズをサイト上で行えるし、その組み合わせから構成コードと呼ばれる長ったらしい型番が得られる。あとからこの構成コードを使ってどの様な構成だったかを調べることも可能だというわけだ。

ただ、残念というか片手落ちだと思うのは、外観写真が非常に少ないことだ。現物を見ることができずに機器を手配しなくてはならない場面では非常に選びにくい。

例えば私はテンキーレスを選べるなら希望するが、テンキーが不要というよりは、テンキーの存在がキーボード配列に影響してキーのピッチが狭くなるのが許せないのだ。ここが改善されずにテンキーだけ無くなっているのであれば、無意味なのでテンキーは付いていた方がマシだ(テンキーを使わない訳ではないので)。要するにタイピングし易いキーボードを選べるなら選びたいのだ。

そういうニーズへの配慮というか、そういう意識がメーカーには欠けているという事はヒシヒシと感じる。昔のIBM(ThinkPad)のノートパソコンはキーボードに拘っていた。そういうノートパソコンはほとんど存在しなくなった。どこかがそういうニーズを汲み取れば支持を得られると思うのだが。(実際、現場でキーボードのタイピングがしづらいという不満はよく耳にする)

腕時計のユーザーインターフェースについて考察してみた~シニア層と話することで見えてきた本当の性能

私たちの親から腕時計の事で相談があり色々ヒアリングしているこの数日です。私たちもやや老眼らしき症状がで始めたり衰えを感じますが、親の世代になるともっと重要でしょう。

ヒアリングしていると半ばわがままとも取れる要件ですが、ごく当たり前に出てくるであろう要件でもあります。しかしこの要件を満たすものは中々少ないのが実情だと後に分かりました。特にデザインに関しては(好みの問題ですが)シニア層が求めているものが本当にあるのかな?という疑問をもたざるをえませんでした。

腕時計に求める要件

見やすい事

小さい文字が読みづらい老眼にとっては、文字盤のデザインがかなり重要です。大抵の場合長針と短針には夜光塗料が塗られているので針はホワイト系です。そうなると文字盤は黒っぽい色で針とのコントラストを確保するのが王道でしょう。文字盤の文字はゴチャゴチャしない程度に目立つ色を配して欲しいものです。

私は好みで長年ダイバーズウォッチを愛用しています。そこで感じるのは視認性の高さが確保されているものは往々にして黒い文字盤に白い文字、白い針というシンプルなデザインです。もちろんデザインによってはこの色使いでもごちゃごちゃしたものがあるのでそういうのは個人的にはパスします。デザイン性よりも見やすさが最優先だと思っています。

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スマートフォン故障で考えた

スマートフォンが故障して電源が入らなくなりました。ショップの窓口に持ち込んで確認して貰いましたが故障だそうで、保証期間内なので無償修理だと言われましたが、中のデータについては諦めて下さいとのことでした。

早い話が代品交換になるらしく内部ストレージに記録されているデータは取り出せないとのこと。まぁ1万円ちょっと払えば別サービスで取り出せなくはないらしいのですが

殆どのデータはmicroSDカードにバックアップしていたり、クラウドストレージに保存しているので助かりましたが、特定のアプリのデータは内部ストレージに記録されているので諦めるしかなさそうです。高いお金を払ってまで固執しなくてもいいかなと。

そういう訳で、今回のアクシデントで学んだのはスマートフォンなんていう脆弱なデバイスに重要な(失うと面倒な)データは保存すべきではないと言うこと。

少なくとも内部ストレージは外部ストレージ(SD カードやクラウド)へコピーする仕組みが必要だと言うことです。アプリにそういう配慮が無いものは極力使わないか、手間をかけてでもバックアップを取る事を怠らない事ですね。

私は今回のことでスマートフォンの位置付けを認識し直す事にしました。何時壊れるかも知れない脆いデバイスだという認識でいる事は必須の様です。日頃どれだけ注意していてもアクシデントは予期できないタイミングで訪れるからアクシデントなのです。

HP MicroServer

タイトルの通りであるが、クライアントからのご依頼で、HP社のMicroServerとリモートカード(拡張カード)のセットアップを行ってきた。Windows Serverでの使用なので事前に打ち合わせなり行って仕様が合うOSを使っての構築である。

要するにファイルを共有するサーバーなのだが、要件がそこそこ複雑なので、若干運用面で頑張っていただかなくてはならない面も多い。これを解決するソリューションがあれば、まぁそれは売れると思う。ファイルサーバー用途のOSとしては、Windows Serverは良く出来ていると思うが、それでも痒いところに手が届くとまでは言えないものだ。

ただ、今回の案件のクライアントは管理者が一名なので、その方が運用方法に慣れてくだされば良い感じで使っていただけると思う。そういう訳でS-Factoryとしては資料づくりも頑張って行わなくてはならない訳である。コツコツと頑張ろう。

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Filemaker Goを使いたいのでiPhone 4を入手

現在、私はFilemaker Pro 12を使用していますが、Filemakerとの付き合いは、まだFilemakerがリレーショナルデータベースでなく、カード型の頃からの付き合いなのです。そう、私は元はコテコテのMacユーザーなのです。

以前にも記したかも知れませんが、Mac環境でC++言語を使ってプログラミング学習を独学でやってました。当時はインターネットなんてものも無いし、パソコン通信のBBS(ニフティサーブ)にも偏った情報しか有りませんでした。プログラミングの書籍は、幸いながら通勤ルートの途中に岩本町(秋葉原)があったので途中で降りて、大きな書店に買いに行くことが可能でした。

しかし、今でこそプログラミング書籍は掃いて捨てるほど選択肢がありますが、当時はさほどありませんでした。ましてやMacintosh環境でのプログラミング書籍は本当に少なかった。だけど当時の私はMacintoshしか持っていなかったので、Macintoshでやるしかなかった。いわゆるDOS/V+MS-DOSの方がプログラミングの学習は近道だと言われましたが、パソコンは安くても20万円が当たり前でしたから、そういう買い足すなんて事が出来るハズがありません。Macintosh用のプログラミング解説本、資料は非常に高価で、一冊1万円以上するのも何冊か購入しました。例えばInside Macintoshの最初の方には、MacのUIの設計ポリシーとかみっちり書かれていたりするので、未だにあの本は使えるとは思っていますけどね。Inside Macintoshだけでも3冊以上持ってると思います。

結局、Macintosh環境で、しかもC++というのがハードルが高すぎたせいか数年頑張ったけど努力にも限界があると感じて諦めました。というか挫折しました。本当は参考書籍が多いPascalでやりたかったんですけど、肝心のPascal言語のコンパイラを入手出来ませんでした。秋葉原ですら売ってなかったのです。Pascalのコンパイラが手に入っていたら私のプログラミング経歴も変わっていたかも知れません。

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