大量のtiff画像のプリントアウト

大量のTIFF画像をプリントアウトする処理で、PCがハングアップする問題に遭遇した。JPEGなら問題無く100枚以上の画像をプリントアウト出来るのに、TIFF画像はPCに異常な負荷がかかるらしい。

いちいち手作業で印刷を実行してられないので、バッチ処理(自動)で済ませたい。
画像系アプリ経由でプリントアウトする方法を手っ取り早く調べてみたところ、IrFanViewというアプリがコマンドからの指定でプリントアウト出来ることが分かった。

“C:\Program Files\IrfanView\i_view64.exe” 1-00101-01.tif /print=”Printer Name”

IrFanViewのPATHと、対象ファイル名、プリンター名の指定のみ。

テスト的にPC上で検証してみたかったので、DocuWorks Printerを指定してみたら1ページずつになるが思い通りに印刷処理が出来ることを確認した。

べた打ちのBATファイルだとこんな感じ

“C:\Program Files\IrfanView\i_view64.exe” 1-00101-01.tif /print=”DocuWorks Printer”
“C:\Program Files\IrfanView\i_view64.exe” 1-00101-02.tif /print=”DocuWorks Printer”
“C:\Program Files\IrfanView\i_view64.exe” 1-00101-03.tif /print=”DocuWorks Printer”

対象画像ファイル名をリストにして、外部リストを読み込むようにBATファイルを作っても良いかも知れない。

for /f “delims=” %%a in (list.txt) do (
“C:\Program Files\IrfanView\i_view64.exe” %%a /print=”DocuWorks Printer”
)

DocuWorksは印刷直前のお膳立てをするのに非常に便利。
とりあえずこれで目的は達成出来たので備忘録。

IO DATA Landiskのリペア~HDL-A2.0のHDDを交換する

当方では、IO DATAのNASアプライアンス(LANDISK)を使用していますが、この製品はシステム的には冗長性を持たせられない仕様の為、内蔵ハードディスクが故障するとゴミに成り下がる脆さを持っています。データに関してはバックアップ機能で冗長性を確保出来るので、当然の事ですがデータ領域のバックアップの仕組み(外付けUSB-HDDへ定期的にコピー)は必ず利用すべきです。

しかしながら、バックアップでデータは保護出来たとしても、本体(NAS)のHDDが壊れるとどうしようもありません。今回運悪く、そのケースに遭遇してしまいましたが、もう一台のLANDISK(サイズ違い)から領域をコピーしてリペアに成功したので記録します。

まず当方の環境です。

  • HDL-A1.0
  • HDL-A2.0(こちらのHDDが壊れた)

両方ともケースを開けて内臓HDDを確認してみたのですが、Seagate製のハードディスクが使用されていました。HDL-A1.0には1TBのHDDが入っていましたが薄型のHDDで、HDL-A2.0には標準の厚みのHDDが使用されていました。

DSC_1898

リペア計画

HDL-A2.0の内臓ディスク(2TB)を別途調達し、HDL-A1.0のHDDをクローニングしてまるごとコピーします。その後、GParted等でパーティションを目一杯まで拡張する計画です。

HDDtoHDD

HDDのクローニング

今回は手っ取り早くクローニング装置を使用することにしました。いわゆる「裸族のお立ち台」っぽく剥き出しの状態でHDDを装着できる構造になっています。USB変換アダプター製品にクローン機能がついたものです。私はnovacの製品(NV-HSC374U3)を使用しています。

DSC_1888

部屋の片隅でクローニングです。2.5インチ用のスペーサーは付属していますが、スリム3.5インチの事は考慮されていないので隙間があいており、しっかり固定されないので動かさないように注意してクローン化されるのを待ちます。

DSC_1896

つきっきりでいた訳ではないのでざっくりとした時間ですが4時間位かかった様です。ディスク容量によって時間が当然かかるようです。

とりあえず動作確認

クローニングが終わった2TB HDDをNAS装置に仮固定して動作させてみます。

DSC_1899

当然の事ですがこの段階では領域をフルに使用していないので1TB相当のNASで動作するはずです。先のステップに進む前に段階的に動作確認を進めることは大切だと私は思っています。NASとして正常起動を確認できたら次のステップに進みます。

Ubuntuでパーティションを拡張する

LandiskはLinux系のシステムを利用しており、ファイルシステムにXFSを使用しているらしいので、最初からUbuntu環境で作業することにします。

Screenshot from 2016-08-20 18_38_58

パーティション(スライス)分割されていて一見すると面倒くさい事になっていますが、要点はXFS(一番領域が広い(大きい)パーティション)が作業のターゲットです。上図で言うとsdb6がターゲットです。927GBしか割り当てられていないことと、未割り当てが931GBあるのがポイントです。sdb6をめいっぱい拡張するのが目的です。sdb6を指定してリサイズを実行します。

Screenshot from 2016-08-20 18_40_11

最小サイズと最大サイズが表示されているので、新しいサイズの数値に「最大サイズ」の数値を入力して目一杯広げます。上下ボタンで数値をアップさせても良いですが私は数値入力派です。

Screenshot from 2016-08-20 18_41_23

これで後方の空き領域が0になったので可能な限り(目一杯)拡張する指定をした状態です。右下にある「リサイズ/移動」ボタンをクリックすると指定は完了です。

Screenshot from 2016-08-20 18_41_43

狙い通り、sdb6が残りの領域を全て使うイメージになりました。緑色のレ点ボタンをクリックすると適用開始です。他にもやりたい作業があるならレ点をクリックする前に済ませます。パーティション操作は結構複雑な処理をしているので余計なことは極力避けることを推奨しておきます。

Screenshot from 2016-08-20 18_42_03

確認画面が出ましたので「適用」をクリックします。

Screenshot from 2016-08-20 18_42_28

「/dev/sdb6を927.39GiBから1.82 TiBへ拡大」する処理が行わわている事が分かります。処理中はオレンジ色のバーが左右に動いて処理中であることが分かるようになっています。

Screenshot from 2016-08-20 18_42_47

無事にパーティション(スライス)の拡張が完了しました。ホッと一息です。

Screenshot from 2016-08-20 18_43_25

うまく拡張できていることが見て取れると思います。

NASに装着して動作確認

完了したHDDをNAS(Landisk)本体に装着して動作確認を行います。

ステータス表示領域にディスクの状況が表示されています。

Screenshot from 2016-08-20 18_58_40

無事に、1949.06GBまで拡張されているので、約2TBのNASとして動作する様になったという訳です。

今回のリペアをもう一度振り返ると、

  1. 2TBのNASが壊れた
  2. 1TBのNASのHDDから2TBのNASのHDDにクローン
  3. クローン側の空き領域をUbuntuで調整

というシンプルな作業でした。手間は大したことありませんが処理時間はそこそこかかります。

2TBのNASが壊れた時にただのガラクタに成り下がったのを悲観しそうになりましたが、同一シリーズの1TBを持っていたので行けるんじゃないかと考えて実行したところ、無事に成功して良かったです。

クローニング機能付きのUSB HDDアダプターを持っていると手軽にクローンを作成出来るのでシステムの早期復旧の備えなど、冗長性をもたせられないシステムの保護手段としても使えて便利だと思います。バルクで安いHDDを買って時々まるごとバックアップを取る等の目的にも使用出来ますね。単純な変換アダプタもそこそこの価格ですので、個人的にはクローニング機能付きアダプターはオススメしておきたいアイテムの一つです。

追記

2TBの方のリペアが終了したと思いきや、翌日になんと1TBの方のHDDもダメになってしまいました(なんという絶妙なタイミング)。ハードディスクがシーク音でギュイーン、カツーン、カツーンと繰り返し鳴る様になってしまい、USBアダプタで接続してWindowsでもLinuxでも認識出来なくなりました。

ちょっと怪しい挙動は出ていたのですが立て続けにHDDがダメになるとは・・・Seagate製は耐久性が低くてダメかも知れませんね。

Office 2010に不具合多発~20151112のWindows Updateがどうやら鬼門

毎月煩わしい事にマイクロソフトのWindows Updateがありますが、先日のWindows Updateではマイクロソフト社は世界中に色々と不具合をまき散らしてくれた様です。

身近な所では

IEを起動したらMicrosoft Office IME 2010について、IEの保護モードで動作して良いか?という確認が表示されるとかで、一般ユーザーを混乱させてくれました。

最近は、PowerPoint 2010で.pptファイルを開こうとすると、

Microsoft PowerPointは動作を停止しました
問題が発生したため、プログラムが正しく動作しなくなりました。プログラムは閉じられ、解決策がある場合はWindowsから通知されます。

[プログラムの終了(C)]

こういう不具合も起こしてくれている様です。

イベントビューアでアプリのエラー情報が無いか調べてみたところ手がかりがありました。

イベントビューア

キーになりそうな情報としては、例外コード(0x0000374)、障害オフセット(0x000c3f83)、ntdll.dllというファイル名でしょうか。

ntdll.dllについて検索してみたところ、MS IME 2010についての情報が見つかりましたので、すぐに先日の不具合を思い起こしました。もしかしたら関係してるんじゃないか?と。

結果的には、やはり関係していた様で、日本語入力の設定で規定の日本語入力が「Microsoft Office IME 2010」になっているとこの不可解なエラーでパワポが落ちると言う状況でした。回避方法としては規定の言語を「ATOK」や「Google日本語入力」に変更する事でした。

規定の言語

公式な情報を見つけられなかったので対処療法に過ぎませんが、たったこれだけでパワポでPPTファイルを開けない不具合を回避出来ました。根本的な対処では無いのですっきりはしませんが、何となく想像したIME 2010が絡んでいたというのがマイクロソフトらしく呆れてしまいます。

NECの法人向けノートPC(VersaPro)~型番から仕様を調べる方法があった

NEC製の法人向けPCについて調べたので備忘録

販社から型番で見積もりを貰ったが仕様がよくわからなくてNECに問い合わせたところ、「NEC PC検索システム」の存在を教えてくれた。

PC検索システム 型番直接指定検索

ここで、長ったらしい型番(製品構成コード)を入力して仕様や構成パーツを調べることができる。NECのVersaProについては概ね下記の様な製品ラインナップになっているらしい。

  • ベースモデルとなる製品(タイプ)がある
  • ベースモデル(タイプ)に構成パーツの変更や追加を組み合わせてカスタマイズできる

各ベースモデル(タイプ)のページから、「カスタマイズ/お見積り」へ進むと構成変更が可能となる。もちろんベースモデルによって選べるパーツや構成は限られている。例えばベーシックモデルである「タイプVA」はキーボードはテンキーレス(無し)固定なので、テンキー付きを選ぶことはできない。

キーボードの例を上げれば、テンキーの有無を選べるモデルがあるので、企業などで使用する場合は、使用者の好みによってテンキーレスを選ぶことができるので便利だと思う。個人的にはキーボード配列に無理を生じる場合はテンキーは要らない。キーが狭いとタイピングしづらい。

こういうカスタマイズができるのは多少なりとも便利だと感じる。そういうカスタマイズをサイト上で行えるし、その組み合わせから構成コードと呼ばれる長ったらしい型番が得られる。あとからこの構成コードを使ってどの様な構成だったかを調べることも可能だというわけだ。

ただ、残念というか片手落ちだと思うのは、外観写真が非常に少ないことだ。現物を見ることができずに機器を手配しなくてはならない場面では非常に選びにくい。

例えば私はテンキーレスを選べるなら希望するが、テンキーが不要というよりは、テンキーの存在がキーボード配列に影響してキーのピッチが狭くなるのが許せないのだ。ここが改善されずにテンキーだけ無くなっているのであれば、無意味なのでテンキーは付いていた方がマシだ(テンキーを使わない訳ではないので)。要するにタイピングし易いキーボードを選べるなら選びたいのだ。

そういうニーズへの配慮というか、そういう意識がメーカーには欠けているという事はヒシヒシと感じる。昔のIBM(ThinkPad)のノートパソコンはキーボードに拘っていた。そういうノートパソコンはほとんど存在しなくなった。どこかがそういうニーズを汲み取れば支持を得られると思うのだが。(実際、現場でキーボードのタイピングがしづらいという不満はよく耳にする)

CentOS 6.5をVirtualboxで検証する~仮想環境を使えば他のPCが無くても検証出来て便利です

CentOSでWindowsファイルサーバー(samba)の検証を行う必要に迫られました。
検証環境は先日サインナップした、さくらクラウドでも良いのですが、結果をオフラインで持ち歩けた方が良いので、ノートPCにVirtualboxをインストールして、その上でCentOSを動作させて構築することにします。

とりあえずは、Virtualboxのインストールですが、これはWindowsアプリなのでOracle VM VirtualBoxからダウンロードしてくれば事足ります。Windows Vista以降なら管理者権限で実行しないとうまく動作しない事がある位の知識があれば良いでしょう。

課題はCentOSのインストールです。

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