Windows 8 Professionalへアップグレード

現在、我が家で使用しているメインPCのOSは、Windows 7 HomePremium(64bit)です。debianなどのLinux系OSも併用していますが、どうしてもWindowsでなくてはならない場面があるので(CAD図面を描いたり)、Windowsがメインになってしまいます。CPUはCore i7、メモリー8GBで不自由無く使用出来ています。XPからOSを変更しましたが、Windows 7は非常に良く出来たOSだと思います。

OS変更時の課題はデバイスドライバーと各種アプリケーションの互換性ですね。Windows 8へのアップグレードに際しては、アップグレードアシスタントを使って互換性をチェック出来るので、検証してみるとそのPCがWindows 8で使用出来るかどうか分かります。対応していないアプリケーションもMicrosoft社はWindows 8の普及をかなり力を入れて推進しています。

Windows 8 Professionalへのアップグレードにかかる費用ですが、Windows 7モデルの場合(購入時期による)1,200円で正規ユーザーとして登録出来ます。購入時期がキャンペーン適用外の場合は、それ以外のOS(Vista、XP)からのアップグレードと同じ3,300円です。クレジットカードかPaypalで決済出来ます。3,300円でも過去のWindowsに比べると格安ですね。

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Outlook.comで無料で独自ドメインメール

Google Appsの無料プランが新規申し込みを受け付けなくなったので、もはや年間1,000円で独自ドメインのメールアドレスを持てる唯一と言える方法であろうOutlook.comを試してみました。実際にやってみたら難しいことは何もなかったです。

手順通りにやれば、レジストラのドメイン情報反映待ち含めて2時間で終わる作業でした。DNSの反映時間はレジストラやDNSサーバーによって違うのでもっと時間がかかる可能性もあります。

なお、この作業に際してはもちろん前提となるネットワーク的な知識は必要です。そこの知識が無い人が最初から始めると結構苦戦するとは思います。それでも年間1,000円で独自メールアドレスを維持できるのなら取り組んでみる価値はあると思いませんか?

Windows Live アドミン センター
https://domains.live.com/

メリットは、独自ドメインをhotmailサーバーで、最大500アカウントまで使えるってこと。
今わかっているデメリットは、メーラーで標準的なIMAPが使えないと言う事です。つまりスマートフォンからの利用にはちょっと不便を強要される感じです。

HotmailはPOPとDeltaSynchしかサポートしないので、Windows Live Mail等を使わない方法では、POPアクセスしか無いのです。IMAPに対応させてくれたら言うこと無いのですが。

DeltaSynchについては情報が少ないですね。HotmailDAV廃止が決定した当時の事が懐かしく記憶の中で少しずつ蘇ります。

DeltaSynch対応のスマートフォンアプリとしては、Androidアプリには、「Hotmail」があるのでなんとかなるかなという感じです。使い勝手は悪くは無いけどかと言って快適でも無いです。(Mac環境やiPhoneアプリは知らんです)。

https://play.google.com/store/apps/details?id=com.hotmail.Z7&hl=ja

さて実際に独自ドメインを使ってOutlook.comのサーバー設定手順。

まずはドメインを取得します。DNSが必須なのでDNS付きのレジストラで契約するのがオススメです。個人的にはValue-DomainがDNSレコードを任意に編集可能に加え、DDNS対応なので気に入ってます。ドメインをValue-Domainで取得するとDNSサーバーが無料で使える訳です。

Outlook.comの指示通りにMXレコードやTXT情報を登録していきます。DNSの情報が反映されないと話になりませんので少し気長に待ちます。下の図はValue-DomainのDNS設定でMXレコードとTXTを設定したのをWindowsのコマンドプロンプトからNSLOOKUPで引いてみた時の画面キャプチャです。(こういうのはネットワーク的な知識を持っている人には容易に調べられるので、ボカシたりする手間が無駄です。)

orgmail-nslookup-1

Outlook.com側でDNSの、TXT情報を照会してドメイン所有者の確認を取ります。要するにOutlook.comが指定する情報をDNSサーバーのTXT情報として記せる人=ドメイン所有者って事ですね。この照合審査をパスしたのでステータスがActiveになってます。

orgmail-outlookcom-txt

ユーザーを登録します。Captchaを入力させられたりという手間があって若干面倒ですがスパムの温床となるのを多少なりとも阻止する為には仕方ないですね。

orgmail-adduser

テストメールを送受信してみました。問題なくメール送受信できました。

orgmail-mail-test

年間、1,000円で独自ドメインのメールが最大500個まで作って使用出来るという方法は、今のところOutlook.comしか無いと思います。費用対効果ではあり得ない程に魅力的ですね。

追記
Android版アプリであるHotmailは利用出来なくなり、Outlook.comというアプリを使わざるを得なくなりましたが、ハッキリ言ってOutlook.comは使いづらいですね。

独自ドメインで無料のオリジナルアドレスを使う~年間千円程で自分専用のメールを持てる

先日、GoogleAppsの無料サービスがアカウント発行を停止したという内容で、過去エントリーを編集しました。よってGoogleAppsを使った格安メールサーバー構築という手法は通用しなくなった訳ですが、MicrosoftのHotmail(Outlook.com)を使うという方法を教えてもらいました。

イメージを簡単にお伝えすると、Microsoft社が提供している無料メール「Hotmail」を独自ドメインで使用するプランです。最大500アカウントまでメールアドレスを作成出来ますので、独自ドメインのメールが欲しいというシンプルなニーズには大抵対応出来ると思います。

今わかっているデメリットは、Hotmailサーバーを使う時点で、メーラーのプロトコルとしてPOPもしくはDeltaSynchしか扱えません。Windowsパソコンを使用しているユーザーさんなら、Windows Live Mailを使用すればDeltaSynchに対応しているので問題ありません。POPが使えれば充分だという発想もありますが、IMAPが使えないと困るというニーズには答えられません。これがこのサービスの弱点です。なぜMicrosoft社は普通にIMAPを採用しなかったんでしょうね。HotmailDAVが廃止になった当時を思い出します。

さて、このデメリットを問題としないのであれば、格安で独自ドメインのメールを使用出来るのでGoogleAppsの無料提供無き今となっては有力な選択肢となります。設定はGoogleAppsよりも少なくなっているので、分かる人には容易になったと感じますが、そうでない方にはヘルプの質が良くない分難しくなったと感じるかも知れません。

ちなみに、私自身がValue-Domainでカード決済でドメインを一つ取得するところから始めて、Outlook.comの設定、Value-DomainのDNS設定、PCのメーラーを設定して送受信確認を終えるまでに、トータル2時間弱でした。レジストラ側のドメイン活性化、DNSレコード反映待ち時間含めてなのでタイミングによっては待ち時間が余計にかかるかも知れませんが、この作業に際しての手順と、やらなければならない内容さえ分かってれば、実質は1時間程度の作業になります。

この情報についてはこちらが参考になるでしょう。自身で出来るのでしたら格安で独自ドメインのメールアドレスを500個まで持つことが出来るようになります。
Google Appsで有料化した独自ドメインメールを無料で使うにはOutlook.comがいい : ライフハッカー[日本版]

S-Factoryとしましては、GoogleAppsの無料サービスが利用できなくなった代わりに、Outlook.comのHotmailサーバーを無料利用させていただく方法を小規模ユーザー様にご提案する方向に切り替える事にしました。小規模組織で独自ドメインのメールが必要だというニーズがあれば、注意点などをヒアリングさせて頂きますので是非ご相談下さい。

独自ドメインのメールを使いたい要件 | S-Factory

 

お問い合わせ

Microsoft Visual Studio .NET

VS 2010 C#で勉強を初めて、MSDNのチュートリアルをジワジワ進めている状況です。

よさそうな本をヤフオクで見つけて、Amazonの評判も良かったので格安ゲットしました。今日届いたところです。パラパラと中を見たところ、妙にVSのデザインが古い。得も知れぬ不安というか違和感がこみ上げてくる。

Microsoft Visual Studio|Wikipedia

調べてみたところ、入手した書籍は、Visual Studio .NET 2002というバージョン向けに書かれた本だと分かりました。VSに慣れている人ならなんら問題ないと思います。私の環境にはVS 2010 Professionalがインストールされているので、上位互換で古いバージョンのVS向けの内容でも動くらしいのです。

問題は、私がまだVSの操作に慣れていないことです。入手した書籍のメリットは挿絵を使って分かりやすく各種コントロールの使い方を解説してくれている点。VSのバージョンが上がるとコントロールも増えているし、所在も変更されていたりして見つけられません。これは困ったことなのです。

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EISA構成のパーティションを覗く

FUJITSU FMVのリカバリーディスクを作っていて、DVD-Rへの書き込みがスムーズに行かないので余計なことを考えちゃいました。まぁそれは無駄にはならないので備忘録。

HDDにリカバリー領域が隠されている訳ですが、コンピュータの管理からディスクの管理にアクセスすると、EISA構成という名称で隠しパーティションの状態が観られます。ただしここからは何も出来ません。

EISA構成

そこで出番となるのが、「Partition Type Changer」です。
こちらで配布して下さっているのでDLして使わせて頂きます。

ptchgで調べてみた状態です。まさしくEISA構成になってますね。

ptchg

Typeを07に変更して、Windowsを再起動すると、不可視パーティションがGドライブとHドライブとして見られるようになりました。

EISA_visible

後は、無茶しない程度に中身をチェックするなり、必要なファイルをCOPYするなりしてから、また元に戻してWindowsを再起動すれば良いでしょう。くれぐれも中身は書き換えないようにしましょう。

備忘録
ptchg020