さくらクラウドのクーポン(20,000円分)をいただいた。登録期限があるので、用途はまだ決まってないが慣れる事からまず始めてみようかなと登録してみた。
既に私は、さくらVPSを使っているユーザーなので、住所やクレジットカードの登録は終わっている。さくらクラウドを使用開始するのには、電話でのアクティベーションが必要だった。ユーザー登録してある電話番号で照合している様なので、指示通りその電話から指定の電話(フリーダイヤル)にかけると、認証コードを音声でアナウンスされる。指定された認証コードを入力して進めるとあっさり利用開始となった。
「設定」画面からクーポンコードを登録すると、20,000円分のクーポンが登録された。複数登録出来そうな雰囲気なので、また新たにクーポンをゲット出来たら追加して無料利用出来そうな気がする(未検証)。
さくらクラウドは、サーバー、ストレージ、スイッチ、ロードバランサなどを組み合わせて、より処理能力の高い環境を構成する事も可能だ。しかし私はそこまで本格的な構成で動かすアプリは持ってないし、そういうサービスを展開する事もして無いので、処理能力が高いクラウドなマシン環境を使って、贅沢な気分に浸る位しか無いかなとか思った次第。
さくらクラウドの課金は、各種リソースにかかるが、課金の単位が、時割、日割、月額の3通りで行われるらしく、最短の時割なら数十円で済んでしまったりする。つまりマシンスペック(リソース)を贅沢に使い、必要な時だけクラウドサーバーを利用するというのもアリかも知れない。
但し、環境構築の手間を考えると環境を構築して保存しておかなくては使いたい時にすぐ使えないので、ストレージのアーカイブ料金は毎月支払う必要があると思われる。アーカイブからの復元はさほど時間がかからないので、使いたい時だけサーバー環境を利用可能にしてアーカイブから復元して使用するというのが、セコいが合理的な運用イメージだと思われる。サーバー環境を構築したまま(停止状態でも)では課金の対象になる様だ。
つまり、さくらクラウドが標準で用意してくれているOSのテンプレートからサーバーを構成するだけでOKなら、維持費はかからない。必要な時にサーバーを構成して、用が済んだらサーバーを削除すれば良いのだ。超セコセコ運用だがクラウドサーバーとはそういう概念である。
なお、コンソールはHTML5対応の画面が提供されるが、リアルタイム性に難ありなのでVNCでの接続が一番現実的な方法だと思われる。さくらクラウドの接続メニューから.vncファイルをダウンロード出来るので、VNCアプリケーションから容易にアクセス可能だった。もしくはSSH等で接続出来るようにセット・アップしてリモート操作出来る様にするべきだろう。
全ての機能を検証したわけでは無いが、パフォーマンスは同社のVPSよりも高いと感じられるので、VPSでは処理能力的に不満があるニーズには良いソリューションだと感じた。
今回お試しで実際に、さくらクラウドを使ってみることが出来たのは大きい。概念的には理解していたものの、実際に使ってみると細部のイメージがしっかりと穴埋めできた。必要な時に必要な環境を構築してWebアプリケーション等の開発環境には持ってこいでは無いだろうか。
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