Arduinoがジワジワ流行の兆し

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どうやらブームの兆しが出てきた様です。あちこちで「Arduino(アルドゥイーノ)」という言葉をみかける様になってきました。Lチカから始まって、もっと独創的なアイディアも考えられている様ですが、必ずしもハードウェアエンジニア的な知識がある人だけが手にとっている訳ではなさそうです。Arduinoが非常に購入しやすい価格で売られている&わかりやすい解説が多く出まわっている成果でしょう。

Arduino UNO R3

Arduino UNO R3

こういう機器は、いわゆるデジタル制御なのでデジタル機器と一括りにされがちですが、接続するセンサー類は、ほぼ間違いなく「アナログ」な素子だったりする訳です。例えば温度センサー(サーミスタ)にしても、温度変化によって抵抗値が激しく変化するアナログ素子です。その変化をデジタル値に変換する機能がArduinoには備わっているので、適切な電流値になる様、抵抗器と合わせて接続するだけで良いのです。

厳密に言えば本当はアナログ回路的な知識が必要です。電流を適正値に制御してやらないと最悪破損してしまいます。しかしちょっとしたコツというかルールを覚えてしまえば、Arduinoに色々なセンサー素子を接続して、それをデジタル値に変換して使用することが簡単にできちゃいます。

しかし課題もあります。絶対的な値(例えば摂氏15.6度)と言う値を正確に検出しようとすると、センサー素子と、Arduinoのアナログ値->デジタル値変換の部分でチューニングが必要です。校正と言った方が良いかも知れませんが、信頼出来る温度計で計測しながら、個体差による誤差を調整する手間が発生する訳です。素子によってばらつきもあります。過去に多くの計測器を扱う仕事をしてきましたが、絶対値を正確に計測しなくてはならない用途では、この校正が欠かせないものです。法令点検に使用する計測器は年に一度、認可を受けた機関で校正しなくてはならないなんていう決まりがあったりもします。

しかし、ざっくりとした値がわかれば良い。また絶対値ではなく、相対値であれば校正など必要ありません。基準となる値からどれだけ変化したか?という事がわかれば良いのですから、それはプログラミング次第といったところでしょう。強いて言えば、サーミスタの場合なら、1度の変化で何ステップ値が変化するか?といった情報は把握していないと温度センサーとしてのプログラミングは出来ないかも知れません。これがピンと来なくても実際にやってみると何を言っているのかご理解いただけると思います。

さて、Arduinoの普及をあちこちで見聞きするようになったので、もしかしたらと思って、Amazonアソシエイトの成果リストをチェックしてみました。おお!Arduinoをはじめようキットと書籍をこのサイトから購入して下さった方がいらっしゃる様です。自分が書いた記事のページにある商品リンクをきっかけに購入に至ったというのが実に嬉しいです。多少なりともその方にとって、購入を決意させる要素があったのではないかと思うと、記事書いて良かったと思うからです。

Arduino関係は購入しやすい価格なので、ぶっちゃけた話、アフィリエイト報酬は大した額ではありません。Amazonアソシエイトの場合、大抵売上金額の2%程度の報酬をいただけますので、仮に3,000円のものを広告経由で購入して頂いたとしたら、60円位の報酬が得られます。もちろんこういうのが積み重なってアフィリエイトという仕組みによって報酬が得られる訳でそれは嬉しいのですが、一番うれしいのは「自分の書いた記事と関係するであろうものを購入して頂いた」ということが何より嬉しいのです。

つまり、自分の考えや意見が誰かに多少なりとも影響を与えた。もしくは誰かの考えと共感したり役立ったのではないか?というのが嬉しい訳です。それを知る為のインターフェースがアソシエイトの売上情報しか無い訳ですから。

さて、私はこのサイトには当初はアフィリエイト広告を掲載していませんでした。仕事用のサイトですから情報も仕事のことしか書かないつもりでした。しかし、記事の中に現物の情報を記す際に、1つずつ関連ページヘのリンクを張るのが結構な手間となり、また見た目も統一感が無くよろしくないので、Amazonアソシエイトの商品バナーを設置することにしました。当サイトはWordPressを使っているので、カスタムフィールドを使えば、Amazonの商品コードを入力するだけで商品バナーを綺麗に表示させることができます。見た目もスッキリするし、入力も効率が良い訳です。よってリンクを張るのが面倒くさいという課題も解決した訳です。

その際に、このサイト専用のトラッキングIDを取得して、このサイト経由のアフィリエイト売上がどういうものなのかが分かるようにしました。それでArduinoキットと、書籍を誰かが購入して下さったということが分かった訳です。私はこサイト以外でもAmazonアソシエイトの広告リンクを設置しているので、トラッキングIDを同じにしていると、どのサイトを見て購入して下さったのか一緒くたになってしまいわかりません。トラッキングIDをこのサイト専用にしておいてよかったなと思います。

些細なことかも知れませんが、こういう反応があると、また記事を書こうという気持ちになります。モチベーションがまた戻ってくるという感じですね。最近はブログを見て何か行動を起こしたとしても、余程の事が無い限りブログにコメントを残すことは無いと思います。したがって広告という嫌がられがちな方法ででも、その反応を知ることが出来ると続けていこうという気になるのです。

今回は当サイトにAmazonアソシエイト広告を掲載している目的を少し伝えたかったのと、ついに一般ユーザーにまで流行しはじめたArduinoの記事が読まれているという事の喜びを今日は記したいと思った次第です。興味を持っている方は是非始めていただきたいですね。そして年頃の子供さんをお持ちの親御さんなら、これからのITスキル(考え方)を養う目的ででも、教材と割り切って買い与えてみるのも一案だと思います。

うちには子供はいませんが、子供の親であったなら某メーカーのゲーム機なんかよりも、こういう自分で何かを作ることの出来るものを買い与えたいです。自分で何かを考えるというそれはきっとその子の為になると思うからです。

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