ドメイン契約更新

このサイトで使用しているドメイン「s-fact.biz」も、使い始めてから、もうそろそろ一年になります。それ以外にも3つドメインを利用していますが、不思議な事に3つは同じ月に契約をしているので期限も同月です。一番古いドメインは2004年に取得しているので愛着もありますね。

まだ期限まで余裕はありますが、更新を忘れると厄介なので、3つまとめて契約の延長申請済ませました。私は、.com、.biz、.infoを使用しているのですが、それぞれ950円程度です。3つで3,000円弱なので必要経費かなって割り切っています。

ドメイン関係では、過去にドメイン利用料だけで、独自ドメインを無料メールサーバーを使用する方法等を記していますが、使えば使うほどに価値が出てくると思いますので、継続的に同じメールアドレスを使いたいというニーズがあるなら、早期に導入されるのが吉だと思います。ドメインは「早い者勝ち」ですし、活用して育てていくという意味もあります。

参考

今更ながらGitHubが便利だと痛感

数日前からGitHubの利用を開始しました。一般的にはプログラマー向けのツールというかサービスというかそんな位置づけとされていますが、実はプログラマー以外にも非常に便利だったりします。ただし、無料ユーザーの場合はPrivate設定が出来ませんので、ネットに公開出来ない様な(プライベートな)情報を管理することは出来ません。それをやりたいとなると利用料を支払う必要があります。

何が便利かと言うと、Gitというバージョン管理システムが基本機能となっているので、あらゆるファイルのバージョン管理が可能です。例えば小説等を書いている人なら、ある程度の区切りまで来たらコミットという操作をして現在の状態をGitにアップロードします。アップロードする際に更新内容などをコメントする仕組みになっています。

ここでポイントは、翌日、大幅な内容の書き換えをしたとします。そしてそれをコミットしたとしましょう。その時はそれがベターだと考えていました。ところが寝ていると大きなミスに気づいてしまったとします。大幅に書き換えるのではなく、別のシナリオとして書くべきだったと後悔したとします。バージョン管理システムの場合、コミットする度にその変更内容が更新されていく仕組みなので、古い情報もしっかり残っています。つまり前日にコミットしたものをそのまま取り戻すことも出来ます。これで安心して翌朝まで熟睡出来ますね。

ビジネスの場面ではもっと役立つでしょう。例えば契約書をGitでバージョン管理します。契約内容の改訂があったとしたら、現状の契約書を元に内容を改訂しますね。そしてその改訂した結果をコミットします。改訂する度にどんどんバージョンアップして行きます。このケースで私が役立つと思うのは、古い契約内容も読めるのはもちろんですが、契約内容の変更部分を一発で比較出来る機能です。差分を表示する機能があります。追記されたところ、削除されたところ、変更されたところ。

Webデザイナーさんにもメリットが多いですね。HTMLファイルやらCSSファイルやら、画像コンテンツ(PNG、PSD、AIファイルなど)を編集する事も多いでしょう。編集が終わったらコミットします。何を修正したかもコメントに残しておくと後で役立ちます。編集した内容を本番のWebサイトにアップロードした後に、クライアントから元に戻してくれと言う依頼が来たとします。事情が変わったので急いで頼むと。もちろん普通の人なら元ファイルを取っているでしょう。もし元ファイルを残していない人は・・・。でもバージョン管理システムを利用しているなら古いファイルを容易に取り戻せます。バックアップのファイルだらけで何が何だか分からなくなることも減るでしょうね。

あとはちょっとしたサンプルスクリプトを遠隔地の知人に伝えたりするにも便利です。え?メール添付でいいじゃんという意見もありますか。確かにそうかも知れませんが。サンプルスクリプトを提示する側としてはメールで送っちゃうともう編集が出来ません。また差し替えを送らなくてはなりませんね。ところがGitHubならちゃっちゃと修正してコミットしてしまえば、先方がすぐにそのサンプルスクリプトを使わなければ、最新のスクリプトを利用して貰えます。修正が一度で終わらなかった場合でも、修正したからサンプルスクリプトを撮り直してくれと連絡すればそれだけで事足ります。受け取る側は最新だとか古いとか意識しなくて済みますからね。

ただ1つだけ不便だなと思ったのは、GitHubにコミットするファイルは、文字コードがUTF-8でなければ(S-JISとかはあかーん)日本語が文字化けしちゃいます。UTF-8で保存出来るテキストエディタ等を使用する必要がありますね。まぁ徐々にUTF-8がスタンダードになってきてますけど。

今まで、独自のPukiWiki等に残していましたが、これからは積極的にGitHubに足していく事にしようとしています。現状は無料ユーザーなので、public(一般公開)でしか管理出来ませんので、もちろん他人に見られても良い情報限定です。使い慣れてGitHubが無くては困るツールになったら有料ユーザ-になろうと思います。

Outlook.comで無料で独自ドメインメール

Google Appsの無料プランが新規申し込みを受け付けなくなったので、もはや年間1,000円で独自ドメインのメールアドレスを持てる唯一と言える方法であろうOutlook.comを試してみました。実際にやってみたら難しいことは何もなかったです。

手順通りにやれば、レジストラのドメイン情報反映待ち含めて2時間で終わる作業でした。DNSの反映時間はレジストラやDNSサーバーによって違うのでもっと時間がかかる可能性もあります。

なお、この作業に際してはもちろん前提となるネットワーク的な知識は必要です。そこの知識が無い人が最初から始めると結構苦戦するとは思います。それでも年間1,000円で独自メールアドレスを維持できるのなら取り組んでみる価値はあると思いませんか?

Windows Live アドミン センター
https://domains.live.com/

メリットは、独自ドメインをhotmailサーバーで、最大500アカウントまで使えるってこと。
今わかっているデメリットは、メーラーで標準的なIMAPが使えないと言う事です。つまりスマートフォンからの利用にはちょっと不便を強要される感じです。

HotmailはPOPとDeltaSynchしかサポートしないので、Windows Live Mail等を使わない方法では、POPアクセスしか無いのです。IMAPに対応させてくれたら言うこと無いのですが。

DeltaSynchについては情報が少ないですね。HotmailDAV廃止が決定した当時の事が懐かしく記憶の中で少しずつ蘇ります。

DeltaSynch対応のスマートフォンアプリとしては、Androidアプリには、「Hotmail」があるのでなんとかなるかなという感じです。使い勝手は悪くは無いけどかと言って快適でも無いです。(Mac環境やiPhoneアプリは知らんです)。

https://play.google.com/store/apps/details?id=com.hotmail.Z7&hl=ja

さて実際に独自ドメインを使ってOutlook.comのサーバー設定手順。

まずはドメインを取得します。DNSが必須なのでDNS付きのレジストラで契約するのがオススメです。個人的にはValue-DomainがDNSレコードを任意に編集可能に加え、DDNS対応なので気に入ってます。ドメインをValue-Domainで取得するとDNSサーバーが無料で使える訳です。

Outlook.comの指示通りにMXレコードやTXT情報を登録していきます。DNSの情報が反映されないと話になりませんので少し気長に待ちます。下の図はValue-DomainのDNS設定でMXレコードとTXTを設定したのをWindowsのコマンドプロンプトからNSLOOKUPで引いてみた時の画面キャプチャです。(こういうのはネットワーク的な知識を持っている人には容易に調べられるので、ボカシたりする手間が無駄です。)

orgmail-nslookup-1

Outlook.com側でDNSの、TXT情報を照会してドメイン所有者の確認を取ります。要するにOutlook.comが指定する情報をDNSサーバーのTXT情報として記せる人=ドメイン所有者って事ですね。この照合審査をパスしたのでステータスがActiveになってます。

orgmail-outlookcom-txt

ユーザーを登録します。Captchaを入力させられたりという手間があって若干面倒ですがスパムの温床となるのを多少なりとも阻止する為には仕方ないですね。

orgmail-adduser

テストメールを送受信してみました。問題なくメール送受信できました。

orgmail-mail-test

年間、1,000円で独自ドメインのメールが最大500個まで作って使用出来るという方法は、今のところOutlook.comしか無いと思います。費用対効果ではあり得ない程に魅力的ですね。

追記
Android版アプリであるHotmailは利用出来なくなり、Outlook.comというアプリを使わざるを得なくなりましたが、ハッキリ言ってOutlook.comは使いづらいですね。

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MS-Office互換ソフト

本日、PCの調子が悪い(非常に遅い)ことで相談がありました。

機種名(型番)から、2008年発売のWindows VistaモデルのノートPCで、CPUはAMDのSempron 3600+、Memoryが2GBという、発売された当時からスペックギリギリと思われる機種だと判断しました。メモリー増設や、HDDのSSD化等のチューンナップも考えられますが、Vista自体が重いOSなことから、対費用効果を考えると最近の機種に更新するのが望ましいと言う事をご説明しました。

もちろん、チューンナップする方法があるという選択肢もお答えさせていただき、関連情報が分かりやすいサイトを紹介させていただいた次第です。結果的にはお問い合わせ頂いた方も最近の機種で5万円位のものなら充分使えそうだという事をご理解して下さいました。

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