ドメイン契約更新

このサイトで使用しているドメイン「s-fact.biz」も、使い始めてから、もうそろそろ一年になります。それ以外にも3つドメインを利用していますが、不思議な事に3つは同じ月に契約をしているので期限も同月です。一番古いドメインは2004年に取得しているので愛着もありますね。

まだ期限まで余裕はありますが、更新を忘れると厄介なので、3つまとめて契約の延長申請済ませました。私は、.com、.biz、.infoを使用しているのですが、それぞれ950円程度です。3つで3,000円弱なので必要経費かなって割り切っています。

ドメイン関係では、過去にドメイン利用料だけで、独自ドメインを無料メールサーバーを使用する方法等を記していますが、使えば使うほどに価値が出てくると思いますので、継続的に同じメールアドレスを使いたいというニーズがあるなら、早期に導入されるのが吉だと思います。ドメインは「早い者勝ち」ですし、活用して育てていくという意味もあります。

参考

Outlook.comで無料で独自ドメインメール

Google Appsの無料プランが新規申し込みを受け付けなくなったので、もはや年間1,000円で独自ドメインのメールアドレスを持てる唯一と言える方法であろうOutlook.comを試してみました。実際にやってみたら難しいことは何もなかったです。

手順通りにやれば、レジストラのドメイン情報反映待ち含めて2時間で終わる作業でした。DNSの反映時間はレジストラやDNSサーバーによって違うのでもっと時間がかかる可能性もあります。

なお、この作業に際してはもちろん前提となるネットワーク的な知識は必要です。そこの知識が無い人が最初から始めると結構苦戦するとは思います。それでも年間1,000円で独自メールアドレスを維持できるのなら取り組んでみる価値はあると思いませんか?

Windows Live アドミン センター
https://domains.live.com/

メリットは、独自ドメインをhotmailサーバーで、最大500アカウントまで使えるってこと。
今わかっているデメリットは、メーラーで標準的なIMAPが使えないと言う事です。つまりスマートフォンからの利用にはちょっと不便を強要される感じです。

HotmailはPOPとDeltaSynchしかサポートしないので、Windows Live Mail等を使わない方法では、POPアクセスしか無いのです。IMAPに対応させてくれたら言うこと無いのですが。

DeltaSynchについては情報が少ないですね。HotmailDAV廃止が決定した当時の事が懐かしく記憶の中で少しずつ蘇ります。

DeltaSynch対応のスマートフォンアプリとしては、Androidアプリには、「Hotmail」があるのでなんとかなるかなという感じです。使い勝手は悪くは無いけどかと言って快適でも無いです。(Mac環境やiPhoneアプリは知らんです)。

https://play.google.com/store/apps/details?id=com.hotmail.Z7&hl=ja

さて実際に独自ドメインを使ってOutlook.comのサーバー設定手順。

まずはドメインを取得します。DNSが必須なのでDNS付きのレジストラで契約するのがオススメです。個人的にはValue-DomainがDNSレコードを任意に編集可能に加え、DDNS対応なので気に入ってます。ドメインをValue-Domainで取得するとDNSサーバーが無料で使える訳です。

Outlook.comの指示通りにMXレコードやTXT情報を登録していきます。DNSの情報が反映されないと話になりませんので少し気長に待ちます。下の図はValue-DomainのDNS設定でMXレコードとTXTを設定したのをWindowsのコマンドプロンプトからNSLOOKUPで引いてみた時の画面キャプチャです。(こういうのはネットワーク的な知識を持っている人には容易に調べられるので、ボカシたりする手間が無駄です。)

orgmail-nslookup-1

Outlook.com側でDNSの、TXT情報を照会してドメイン所有者の確認を取ります。要するにOutlook.comが指定する情報をDNSサーバーのTXT情報として記せる人=ドメイン所有者って事ですね。この照合審査をパスしたのでステータスがActiveになってます。

orgmail-outlookcom-txt

ユーザーを登録します。Captchaを入力させられたりという手間があって若干面倒ですがスパムの温床となるのを多少なりとも阻止する為には仕方ないですね。

orgmail-adduser

テストメールを送受信してみました。問題なくメール送受信できました。

orgmail-mail-test

年間、1,000円で独自ドメインのメールが最大500個まで作って使用出来るという方法は、今のところOutlook.comしか無いと思います。費用対効果ではあり得ない程に魅力的ですね。

追記
Android版アプリであるHotmailは利用出来なくなり、Outlook.comというアプリを使わざるを得なくなりましたが、ハッキリ言ってOutlook.comは使いづらいですね。

独自ドメインで無料のオリジナルアドレスを使う~年間千円程で自分専用のメールを持てる

先日、GoogleAppsの無料サービスがアカウント発行を停止したという内容で、過去エントリーを編集しました。よってGoogleAppsを使った格安メールサーバー構築という手法は通用しなくなった訳ですが、MicrosoftのHotmail(Outlook.com)を使うという方法を教えてもらいました。

イメージを簡単にお伝えすると、Microsoft社が提供している無料メール「Hotmail」を独自ドメインで使用するプランです。最大500アカウントまでメールアドレスを作成出来ますので、独自ドメインのメールが欲しいというシンプルなニーズには大抵対応出来ると思います。

今わかっているデメリットは、Hotmailサーバーを使う時点で、メーラーのプロトコルとしてPOPもしくはDeltaSynchしか扱えません。Windowsパソコンを使用しているユーザーさんなら、Windows Live Mailを使用すればDeltaSynchに対応しているので問題ありません。POPが使えれば充分だという発想もありますが、IMAPが使えないと困るというニーズには答えられません。これがこのサービスの弱点です。なぜMicrosoft社は普通にIMAPを採用しなかったんでしょうね。HotmailDAVが廃止になった当時を思い出します。

さて、このデメリットを問題としないのであれば、格安で独自ドメインのメールを使用出来るのでGoogleAppsの無料提供無き今となっては有力な選択肢となります。設定はGoogleAppsよりも少なくなっているので、分かる人には容易になったと感じますが、そうでない方にはヘルプの質が良くない分難しくなったと感じるかも知れません。

ちなみに、私自身がValue-Domainでカード決済でドメインを一つ取得するところから始めて、Outlook.comの設定、Value-DomainのDNS設定、PCのメーラーを設定して送受信確認を終えるまでに、トータル2時間弱でした。レジストラ側のドメイン活性化、DNSレコード反映待ち時間含めてなのでタイミングによっては待ち時間が余計にかかるかも知れませんが、この作業に際しての手順と、やらなければならない内容さえ分かってれば、実質は1時間程度の作業になります。

この情報についてはこちらが参考になるでしょう。自身で出来るのでしたら格安で独自ドメインのメールアドレスを500個まで持つことが出来るようになります。
Google Appsで有料化した独自ドメインメールを無料で使うにはOutlook.comがいい : ライフハッカー[日本版]

S-Factoryとしましては、GoogleAppsの無料サービスが利用できなくなった代わりに、Outlook.comのHotmailサーバーを無料利用させていただく方法を小規模ユーザー様にご提案する方向に切り替える事にしました。小規模組織で独自ドメインのメールが必要だというニーズがあれば、注意点などをヒアリングさせて頂きますので是非ご相談下さい。

独自ドメインのメールを使いたい要件 | S-Factory

 

お問い合わせ

独自ドメインのメールを使いたい要件

最近、小企業の経営者さま、個人事業主さまと知り合う機会が増えてきました。その時に名刺を交換する訳ですが、多くの場合頂いた名刺には、ocn等のプロバイダーのメールアドレスが印刷されています。

従業員の人数にもよると思いますが、一つのメールアドレスを従業員と共用していたり、従業員にはメールアドレスを発行していない(各自にYahoo!メールなどの無料メールを使用させている)ケースが多いそうです。場合によってはISPに追加メール(有料)を申請して毎月割増金を支払っているケースもあります(コレはもったいないですね)。

なお、私の名刺には、***@s-fact.bizと言うメールアドレスを記載しているので、気づく方はホームページのURLとドメインが同じだと気づく様ですが、ほとんどの方はそれにも気づきません。言い換えると「ドメイン」の概念を知らない様です。こういう知識は私達にはもちろん常識なのですが、ジャンルの違う仕事をされている方達にとっては知らなくても当然とも言えるでしょう。そのために私達がこういう業界で仕事をしている訳ですから。

そういう方達とちょっと込み入った話をすると、ドメインを取得して、メールアドレスを複数使用出来るようにするには凄くお金がかかると思われている事を知る事が出来ます。またメールサーバーの契約等も手続きが面倒で見送っているのが実情だというのが分かります。

残念な事にこれは完全に思い込みでして、最近はメールアドレス作り放題のレンタルサーバーを借りる金額利用料も月額500円程度と充分現実的です。ビジネス目的で年間6,000円のレンタルサーバー代は経費として扱う範囲に有ると、個人事業を始めたばかりの私でも考えています。もちろんメールを使う頻度や用途次第ですから、やみくもにメールを持ってもメリットが無い事は言うまでもありません。

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Gmail (Google Appsメール)のIMAPメーラー設定

先日、ASUS(Google) Nexus7 32GBを購入しました。定価の24,800円でしたが店頭在庫があったのですぐに持ち帰る事ができました。店員いわく、既に16GBは製造していないらしく追加発注が出来ない為入手不可だとかで、運良く在庫を持っているお店を見つけるしかないとのことでした。まぁ地域的なこともあるので、残っているところには残っているとは思いますけどね。

それはさておき、Androidデバイスの良いところは、一度購入したアプリは同じGoogleアカウントで使用する分には追加料金無しで使いまわせることです。例えばATOK for Androidは1,500円でしたが、スマートフォンで日本語入力がストレスと感じた時、いち早く購入しました。将来的な事も考えると長く使った方が元が取れると思ったからです。そう考えると1,500円というアプリも高いとは思わなくなります。

そんな訳で、スマートフォンで色々試した中から自分なりに使いやすいという基準ができているので、Nexus7を購入してインストールするアプリはほぼ決まっています。Andoroidのバージョン違いで新たに使える様になったものと、逆に使えなくなったものもありますけどね。

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