Windows Home Server 2011の検証

Windows Home Server 2011の検証環境を作って機能的な事と設定項目の確認を行う。

とりあえずMSDNからISOファイルをダウンロードした。ライセンスはBizSparkなので用途はテストや評価、検証用に制限される(実業務には使えない)。ISOファイルのサイズは4.1GBなので片面のDVD-Rに焼けるサイズだ。

いちいちDVD-Rに焼くのも手間なので、仮想環境(VMWare)上での検証で良いかなと思った。しかしリアルなマシン(ノートPC)にインストールしておくと、クライアントを訪問する際に持っていけるので便利かなとも思った。冷静に考えてみた所、現時点持参してデモする必要性は無さそうなのでとりあえず仮想環境でテストしてみる事に決めた。

今回は、WHS2011のファイルサーバー機能と、Remote Web Access機能を検証したいと考えている。特にRemote Web Accessは使ったことが無いので、実際にテストしてみないとクライアントにご提案も出来ない状態である。

WHS2011の惜しいところは、CALが10に制限されていて、追加CALを購入する仕組みが無い点だ。まぁこのライトウェイトな感じが受けて、一時期Windows 7の代わりに安く購入して使うというのが流行ったOSで、本来のWHS2011の評価はあまり聴いたことがない。

この様な検証がBisSparkライセンスのお陰でMSDNから無料でダウンロードして利用出来るのは個人事業主としては非常にありがたい。個人事業主としてフリー宣言してようやく一年経った訳だが、資金的には余裕がある訳でも無いので、こういう面でのMicrosoftからのサポートは本当に感謝している。

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Windows Storage Server 2012のテスト

案件絡みでWindows Storage Server 2012のデモ環境準備してみた。一応、Windows Server 2012に属するOSなので、Firefoxも一応はインストールできる。デスクトップOSじゃないので使えない機能もあるけど十分。IEじゃ不便すぎて作業にならないですからね。

WSS2012は、操作してみたら、まぁこんなもんかなって感じのファイルサーバー向けに特化した感じのOSという印象。今回はWorkGroup Editionをインストールしました。

サーバー構成のウィザードが一番最初に立ち上がってきます。しかし普通は使わないだろ?って思える余計な機能が結構あるので、これで戸惑うユーザーは多いと思われます。

もちっとシンプルなのを作れば良いのにね。って思ったりするけど、それができるならMicrosoftは今も圧倒的シェアを握ってるだろうからまぁ仕方ないかなと。一言でいえばターゲットとするユーザーの違い、及びUI設計のセンスの問題ですね。(例えばApple社と比較してみたりするとわかりやすい)

ビジネス向けのソリューションだし、素人さんには理解しづらい構造だし、完璧な製品ではないという事のおかげで、私の様なMS製品の運用保守サポートをも生業にしている立場としては、貴重な飯の種になります(w

最も、Workgroup Editionでも、Active Directoryにメンバーサーバーとして参加出来るので、もっともっと高度で複雑な構成にすることが可能です。SOHO規模から中規模の組織に対応出来るソリューションとしては、こういう形になるのも納得です。つまりある程度の規模の団体組織の用途にも対応出来る製品だと言えます。

なお、リモートデスクトップ接続はデフォルトでは許可しない状態になっているので、まずはその辺りからセットアップする事になるでしょう。ストレージ(NAS)用途で使うなら、外部ストレージへのバックアップ機能のインストール等も必要ですね。

アンチウィルス系のソフトウェアは、マカフィーのコーポレートエディションが公式に対応しているらしいです。今後色々出てくるとは思いますが、サーバーOS用は少々お高いのが泣き所です。しかし備え無くしてはいざという時にえらい目にあいますので、やはり専用のセキュリティ対策は備えて置きたいものですね。

via S-Factory|Facebookページ

Microsoft BizSpark更新(1年)

Microsoft BizSparkから更新の通知が来た。
ってことは個人事業主としての宣言からそろそろ1年になる訳か。
うーん、一年間があっという間だった気がする。

Microsoft BizSpark プログラムにご参加いただき、誠にありがとうございます。 S-Factory 様の 1 年めの BizSpark メンバシップ有効期限の満了日が近づいてまいりました。メンバシップの更新手続きをご案内いたします。更新手続きは迅速かつ簡単に完了できます。 この更新により、MSDN でのソフトウェアのダウンロードなどの BizSpark プログラムが提供するすべての特典を引き続きご活用いただけます。

また、メンバシップを更新すると、最新の仮想ネットワーク ハブである BizSpark Connect に会社情報が掲載されます。この BizSpark Connect でのイベントおよび提供サービスの公表や世界中の BizSpark Startup 企業およびネットワーク パートナーとの連携を通じて、Startup 企業は将来の投資家や潜在的な顧客、パートナー候補における認知度を高めることができます。

更新手続きが完了すると、最新技術を駆使したメディア Web サイトである Mashable に企業のプロファイルが送信されます。このサイトは Startup 企業に焦点を当てた “Spark of Genius” シリーズを掲載していますが、これは新たに誕生する有望な Startup 企業を 1 日 1 社のペースで紹介する特集で、お客様の会社がその対象となる可能性も十分にあります。

BizSparkに申し込んだ当初は、Windows Server系の仕事を多く請けるつもりでいたので、主Server環境の検証用途にライセンスを使わせていただくことになるだろうと思っていたけれど、この一年弱の間では、Windows Server系の案件でBizSparkライセンスを使わせていただくことが一度もなかった。検証が必要じゃなかったからだ。

一方で、できればVisual Stuidoを使った開発関係も積極的にやっていきたいなと漠然と思っていた訳だが、C#によるプログラミング独学で煮詰まっていたところ、勉強会に参加させていただいたりして、刺激を受けてまた意欲的に取り組んでみたりと、思っていたよりもプログラミングスキルは上がってきてる様に思える。その面ではすごくBizSparkの恩恵を受けているなぁと思う次第。まだ作ったアプリケーションを販売するという段階までは到達していないが、今季の課題にしたいと思っている。

更にここ直近の予定では、Windows 8環境でVM(Hyper-V)を使って課題をクリアしたい案件があるので、OSやハードウェアをクライアントに準備していただく前に、BizSparkライセンスで検証に使わせていただいたりして活用している。ぶっちゃけBizSparkのライセンスが使えなかったら、個人事業レベルでは検証のためにOSやアプリケーションを購入ってかなりハードルが高いので、ぶっつけ本番的にクライアントに購入して頂いて「やってみなきゃ分からない」って感じの強引や仕事のしかたしか出来ないので、Microsoft社のソフトウェアをほとんど使えるのは本当にありがたいことです。

もちろん、BizSparkライセンスは今後もまだ使わせて頂きたいので更新するつもりでいます。二年目はもっともっと活用させていただこうと思っていますよ。

BizSpark

.NET Micro Frameworkハッカソン事前勉強会に行って来ました

組み込み系の開発をMicrosoft Visual Studioで行う方法に、Microsoft .NET Micro Frameworkという方法があります。以前参加させてもらったC#系のプログラミング勉強会でその存在を教えてもらい、Arduino等のハードウェア系+プログラミングに興味を持っている私としては結構興味惹かれるものがあったわけです。私はハードウェア寄りの業務に携わってきた期間が長かったので、プログラミングは高度な事ができなくても、案外今時の組み込み系ならいけるかもしれないっていう気がしています。

というのも、昔の組み込み系はC言語バリバリじゃないと出来ないみたいなイメージがあったのですが、もはや開発用のIDEもかなり親切な環境が整っていますし、使いやすいVisual Studioが使えるとなると「できるかも?」って思って当然ですね。ハードウェアの方はモジュール化されているものがほとんどなので(独自に作るとなると結構ハードルは上がりそう)、そっちの方はスペックシートを読む位は英語でも全然問題ないと思っています。デジタルがまだ特殊な時代から電子回路をやってきた事が活かせるかもしれないと思うとちょっと嬉しいです。

今回、勉強会に使わせていただいた勉強会の開催場所はJR大阪駅のすぐ近くにある、ブリーゼタワーにあるフェンリルという会社です。こんな社名は稀なので、Sleipnir(スレイプニル)なんかを作ってるメーカーさんと分かりますね(私もAndroidデバイスで使わせていただいてます)。しかし当日は蒸し暑さが異常でした・・(大汗

.NET Micro Frameworkハッカソン事前勉強会B-Side – VSハッカソン倶楽部 | Doorkeeper

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デスクトップPCをリフレッシュ

普段、メインで使っているデスクトップパソコンをリフレッシュしました。OSはWindows 7 64bitですが、随分前にPT3を購入して地上波放送を録画できるようにして以来ずっとそのままだったので、長期的に使い続けながら、いろいろな実験もしたのでゴミが溜まって調子が悪くなっていたのです。ここ数ヶ月騙し騙し使っていました。

特にハードディスクのアクセスにやたら時間がかかってしまう状態がひどくてで、これ以上はもう我慢出来ないと判断してリフレッシュすることにしました。ハードディスク自体は問題無さそうなのですが、ファイルシステム(NTFS)に何かしら問題が生じているものと推測します。ま、テレビ録画して消してと結構酷使しちゃいましたから仕方ないかもしれません。

さて、私のおすすめするリフレッシュは、ハードディスクを買い足してそこに新しいOS環境をクリーンに再構築する方法です。HDDが一台増えます。でも今まで使い込んできたHDDはもうかなり劣化していると考えるとそろそろ更新する時期だと考えることも必要かと思います。ほぼ例外なくHDDの性能も上がっているのでPCが速くなった感覚を受けると思います。

この方法は真っさらのHDDに一から設定しなくてはならないので、手間はかかりますが一番スッキリとした環境を手に入れられます。そして要らないものはインストールしないという検討をする良い機会でもあります。この方法は古い環境をそのまま残せるので、リスク回避という意味でも効果的ですから、業務用途ならこの方法をとるべきでしょう。最終手段としてステップバックが可能ですから。

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