Office 2010に不具合多発~20151112のWindows Updateがどうやら鬼門

毎月煩わしい事にマイクロソフトのWindows Updateがありますが、先日のWindows Updateではマイクロソフト社は世界中に色々と不具合をまき散らしてくれた様です。

身近な所では

IEを起動したらMicrosoft Office IME 2010について、IEの保護モードで動作して良いか?という確認が表示されるとかで、一般ユーザーを混乱させてくれました。

最近は、PowerPoint 2010で.pptファイルを開こうとすると、

Microsoft PowerPointは動作を停止しました
問題が発生したため、プログラムが正しく動作しなくなりました。プログラムは閉じられ、解決策がある場合はWindowsから通知されます。

[プログラムの終了(C)]

こういう不具合も起こしてくれている様です。

イベントビューアでアプリのエラー情報が無いか調べてみたところ手がかりがありました。

イベントビューア

キーになりそうな情報としては、例外コード(0x0000374)、障害オフセット(0x000c3f83)、ntdll.dllというファイル名でしょうか。

ntdll.dllについて検索してみたところ、MS IME 2010についての情報が見つかりましたので、すぐに先日の不具合を思い起こしました。もしかしたら関係してるんじゃないか?と。

結果的には、やはり関係していた様で、日本語入力の設定で規定の日本語入力が「Microsoft Office IME 2010」になっているとこの不可解なエラーでパワポが落ちると言う状況でした。回避方法としては規定の言語を「ATOK」や「Google日本語入力」に変更する事でした。

規定の言語

公式な情報を見つけられなかったので対処療法に過ぎませんが、たったこれだけでパワポでPPTファイルを開けない不具合を回避出来ました。根本的な対処では無いのですっきりはしませんが、何となく想像したIME 2010が絡んでいたというのがマイクロソフトらしく呆れてしまいます。

Microsoft Expression Web 4~ホームページビルダーより柔軟性がありきちんとしたHP更新用無料アプリケーション

過去にはMacromedia Dreamweaverを使ってホームページの作成を始め、その後HTMLやXHTMLとCSSを独学で学んでそこそこWebのスキルを身に付けたものです。

最近ではテキストエディタとFirefoxとFireBugが一番Webサイトのテスト検証をやりやすい環境だと思っていますが、私はWeb屋ではないのであらゆるタグやスタイル記述を覚えている訳では無く、HTMLエディタを使うのがベターだなと考えました。

更に私以外の人がページを編集することも配慮しなくてはなりません。まず候補に挙がるのはテンプレート機能が使えるDreamweaverですが、多機能なので操作が複雑なのと結構な費用がかかる事です。ちょっとした編集を目的とした用途にはこの費用は高く感じます。

そこで、Microsoftが無償化したExpression Web 4を使ってみる事にしました。評判によるとあまり余計なソースを生成しないという比較的硬派なHTMLエディタだと聞いていましたが、実際にインストールして使ってみるとかなりいい感じです。特にVisualStudioで養ったIntelliSense機能によるタグ補完機能がいい感じ。HTMLは当然、CSSもIntelliSenseでどんどん補完してくれます。

2/4 ウェブ作成ソフト Microsoft Expression Web が無料化 [ホームページ作成] All About

ダウンロードは上記記事を参考にすると良いでしょう。デフォルトだと英語版がダウンロードされるので、「+Details」からJapaneseを選択して日本語版をダウンロードするだけですけど。ついでにDesignとEncoderもゲットしておくと便利かも知れません。

最近だと、HTML5+CSS3を扱うことも増えたので、HTML5スキーマを利用できるようにして置くと便利です。アドインがあるので簡単にHTML5対応のHTMLエディタ(IntelliSense機能)が実現出来ます。Expression Webはほとんど余計なことをしないので嬉しいことです。

後は、書式設定からダイナミックWebテンプレートを実行して、Dreamweaverでいうところのテンプレートを定義していけば、Expression Webでもテンプレート機能が使えるので、触ってほしくない部分や一元管理したい部分をテンプレートにしておけば合理的な管理が出来ます。

この辺り個人的にはWordPressを使ってCMS的にコンテンツ部分だけを更新してもらう方法がベターだと思っているのですが、動作環境によってはDBが使えないことも十分想定出来るしページ数が少ない場合等はむしろ静的ページとして管理した方がメリットが多い場合もあると思います。

本来有償で販売されていたアプリケーションがこうやって無償で使用出来るのはありがたいことです。Microsoft製のソフトウェアには当たり外れがあるのですが(笑)、個人的にはExpression Webは当たりじゃないかなと思っています。ありがたく使わせていただき有効活用しましょう。

やっぱり使えるDraftSight~AutoCAD互換と言えそうな2D CADソフトウェアは無償!

ダッソー・システムズ長年使ってきたこともありAutoDesk社のAutoCAD LTに慣れている私ですが、Windows 7に対応しているバージョンを新たに購入することが出来ず、現在はDraftSightを使っています。今は別にCADが無いと仕事にならないってことは無いのでAutoCAD LTが無くてもDraftSightがあれば十分助かっています。本当にありがたいことです。

さて、先日知人から駐車場の間取りについて相談を受けました。敷地を舗装して駐車場として利用出来るようにしたそうなのですが、活用できていないので賃貸で貸し出せる様にしたいなと考えているとかで。

そういう訳で、実際にメジャーを使って寸法を取り図面を引いてみることにしました。敷地内に何台分の自動車が配置出来るかCAD図面上でディスカッションしてみました。普通車と軽四輪車の二種類の枠を作って考えてみました。2Dという平面図でも視覚化するとイメージが一気に現実化してくる訳で、レイアウトをこうすれば良いとか言う意見が出てきます。口頭でああしたら、こうしたら・・と言うだけよりも話が早いのは言うまでもありません。もちろん図面は可能な限り実寸で描きます。

DWG ファイル用の無償CADソフトウエア*: DraftSight – ダッソー・システムズ

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HP MicroServer

タイトルの通りであるが、クライアントからのご依頼で、HP社のMicroServerとリモートカード(拡張カード)のセットアップを行ってきた。Windows Serverでの使用なので事前に打ち合わせなり行って仕様が合うOSを使っての構築である。

要するにファイルを共有するサーバーなのだが、要件がそこそこ複雑なので、若干運用面で頑張っていただかなくてはならない面も多い。これを解決するソリューションがあれば、まぁそれは売れると思う。ファイルサーバー用途のOSとしては、Windows Serverは良く出来ていると思うが、それでも痒いところに手が届くとまでは言えないものだ。

ただ、今回の案件のクライアントは管理者が一名なので、その方が運用方法に慣れてくだされば良い感じで使っていただけると思う。そういう訳でS-Factoryとしては資料づくりも頑張って行わなくてはならない訳である。コツコツと頑張ろう。

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Outlook.comがIMAPをサポート~ようやく標準的なメール受信プロトコルを公開

個人的な話ですが、ずーっと前からフリーメールはHotmailをメインに使っています。Microsoft関係のものはHotmailばかりで管理しているので、@hotmail.comというアカウントを失効させないように注意していたものです。

ま、最近はPCを仕事に使うので必ずメールチェックは行っていて、3ヶ月未ログインで失効させるということは起きるはずが無いのですが、本当に色々なWeb系サービスに使用しているので、使えなくなると不便で仕方有りません。

この不便さを増長させるのが、Hotmailの使いづらさです。Webメールとしては古いサービスですが、現在はOutlook.comという紛らわしいサービス名になっていて、旧ドメインである@hotmail.comというメールアドレスをしつこく使っているのが実情です。しかしOutlook.comの画面も非常に使いづらい。困ったものです。

そこで仕方なく、Windowsに標準実装されているOutlook Expressなんかを使って来た訳ですが、現在はWindows Live Mailという名前になっていますし、これがまたあんまり使い勝手が良くない。

Windows Live Mailには、POPやIMAPも実装されているので、もちろん一般的なメールサービスのアカウントを登録して使用する事が出来ます。しかし、レスポンスが遅い(重い)ので、たかがメーラーにどんだけ処理食うてるねん!と言いたくなる位に、Core i7マシンでもじれったく感じます。

その点、Mozilla ThunderbirdやBecky!なんかに同じメールアカウントをPOP/IMAPで登録してみると、サクサク動いてくれるのが比較体感出来ます。やっぱりWindows Live Mailは動作が遅すぎます。

しかも同じMicrosoft社が提供しているアプリケーションなのに、Outlook Expressからメールアカウントをエクスポートして、Windows Live Mailでインポートするという事が出来ないという間抜けさもあります。更にMicrosoft OfficeのOutlookもメールアカウント設定ファイルの形式が違う。Windows XPパソコンを使ってきた人が躓く要因の一つですね。

(´Д`)ハァ…なぜ統一しないのか?

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