Google Readerが7月にサービスを終了するって事で残り二ヶ月になってしまいました。RSSリーダーはもはや無くてはならないツールになっているので、「Feedly」を試したり他のRSSリーダー探したりもしたのですが、「Tiny Tiny RSS」の開発がにわかに活気づいているらしいので一度試して見ることにしました。
検証環境は、Webサーバー(Apache等)、PHP、SQLサーバー(MySQLかPostgreSQL)があればオッケーです。PleiadesのXAMPPでやろうと思ったところ、PHPのバージョンが旧いって言われたので、仕方なく最新のXAMPPポータブル(Windows版)をダウンロードしてWindows7上で試しました。
WordPressなんかのCMSをインストールしたことがあるなら、特に何つまづきもなくインストール出来ると思います。公式のインストール手順(英語)を読めばわかりますが、デフォルトアカウントは「admin」で「password」でした。レンタル・サーバー等、ネットからアクセス出来る環境にインストールしたならば、ソッコーでアカウント名とパスワードを変更しておきましょう。
さて、私が直感的にわからず検証できなかったのはカテゴリー作成の方法でした。アチコチ探した末ようやくみつけました。「操作」-「Preference」-「フィード」-「Categories」-「Add Category」から行えました。
Google ReaderからOPMLで書き出して、「subscriptions.xml」をTiny Tiny RSSのフィードから読みこめば、あっという間にGoogle Readerクローンの出来上がり。自前ですからデータはどんどんデータベースに蓄積されていきますけどね。Googleがサービス廃止にしたのも、このデーター量が半端無くなったのが一つの原因かも知れませんね(利用価値のあるデータなら喜んで使うでしょうが重複しまくりですからね)。
後は極めて良好というか、考えて作られているなという印象を強く受けます。AJAXを使ったリッチなUIも悪くない感じです。個人的には「Feedly」よりもこっちの方かな。きっと弾みがついてもっと開発が進むだろうし(期待しときましょう)。
欲を言えば、IFTTTと連携してくれたら言う事無いけど、RSSフィードの書き出し機能を使えば可能なのかな?この辺りももう少し仕様をきちんと調べてみなきゃわからない。もう少し検証環境に置いておこうと思っています。
ただ、本採用の前に、アップデートの仕組みをしかりと調べてみなきゃならないと思っています。Githubで公開されているので最新版のソースはこまめに追いかけられますが、更新手順が面倒なら最初からGitで管理しとかなきゃもったいないですからね。
コメント
こんにちは
私もwin環境でTTRSSを利用しています。
サーバーにインストールまではよかったのですが、自動アップデートはどうやっていますか?
linux環境では「/usr/bin/php /home/user/public_html/tt-rss/update.php –feeds –quiet」で自動アップデートできるようですがwinではなぜかできません。
cronはpycronを利用し、「C:\xampp\htdocs\tt-rss/update.php –feeds –quiet」と設定しました。
TTRSの設定にあるエラーログにも異常はないのですが、自動アップデートできる方法があったら教えて下さい。
よろしくお願いします。
こんにちは、コメントありがとうございます。
私は既にWindows上での検証が終わって、借りているVPS(Linux)環境で本稼働させているのと、フィードの自動更新はWindows環境では試してなかったのですが、単純にphp.exeの指定が出来てないだけなじゃないかなと思ったので検証してみました。幸いまだWindows上に残してましたので。
コマンドプロンプトから下記の様にするとフィードが更新されますね。pycronは使ってないのでコマンドプロンプトにて入力で検証しました。PATHはもちろん環境に合わせて下さいね。
D:\>D:\xampp\php\php.exe D:\xampp\htdocs\tinyrss\update.php –feeds –quiet
php.exeへのPATHが通ってれは下記でも良いでしょう。
D:\>php.exe D:\xampp\htdocs\tinyrss\update.php –feeds –quiet
以上、参考になれば幸いです~(^^)ノシ