Vistaユーザーにも光明の光が・・

先日、DEMO用のノートPCを手に入れました。

FUJITSU FMV-BIBLO S/D50 (FMVSD50W)と (FMVSD5PN)の2台(色違い)です。

ミルクホワイトの方はHDDなし、液晶ディスプレイの下部の表示が乱れて横線が沢山走っている状態。分解調査した結果、液晶ディスプレイのフラットケーブルに不具合があるらしく、ミリ単位以下の密度の修正は手持ちの機材では無理と判断しました。外付けディスプレイでセットアップし、液晶ディスプレイは別途調達(パーツ代一万円程度)予定です。

ピンクの方はリカバリー領域付のHDDも、Office Personal 2007も付属しているので、Office用途にカスタマイズするには最適な状態で手に入れました。こちらはちょっと多めにお金がかかりました。

さて、本題です。上記はWindows Vistaモデルなのですが、Vistaはそれ単体で非常にリソース食いで、かつ動作が緩慢なOSです。かなりのハイスペックなマシンで動かしてももっさりした動きで、個人的にはずっと避けて通ってきました。検証して使えないと判断して用途に応じてXPを使ったり、7を使ったりして来ました。少しPCの知識のある人なら検証は容易に行えるので、疑問のある方はご自身で検証されるとよいでしょう。

そういう訳でこのFMV-BIBLO S/D50もWindows Vistaで使うには苦しすぎます。とはいうもののハードウェアスペックは、Core2Duo、P8700 2.53GHz Memory4GBと、ビジネス用途としては必要にして十分です。Vistaとは違うOSをあてがってやることで本来の性能が発揮できるという予測のもとに、Microsoft BizSparkライセンスで検証をしてみることにしました。

Windows 7 Home Premium 32bitと、Windows 8 32bitをインストールしてデュアルブートできるようにしています。(再起動が必要ですが1台のノートPCで7と8どちらでも起動できます。)

結果としては、Windows 7 Home Premium 32bit、Windows 8 32bitで普通に使用できることが確認できました。間違いなくリカバリー直後でももっさりして笑いが出てしまうVistaより、起動も早く画面の操作に対する動作も快適です。どうやら世にまだ多く存在するVistaユーザーはこの遅さに慣らされてしまっている可能性がありますね。(もしかしたらそれが煩わしくてPCを使わなくなった人も多いのではないでしょうか?)

そこで今回のご紹介は、そんなWindows Vistaユーザーへの朗報です。

Windows 8 Proを期間限定の優待価格で購入する – Microsoft Windows

2013年1月31日までの期間限定キャンペーンですが、XP、Vistaユーザーはその対象となるPCからアクセスすることで、ハードウェア診断アプリケーションをダウンロード出来ます。診断結果がハードウェア要件の要点をパスすれば、決済画面に移行できるのでクレジットカードで決済し、そのままアップグレードをダウンロードすることが可能です。

つまり私の様なPCの保守サービスをご提供しているエンジニアの手を借りることなく、Vista環境から8Proへいきなりステップアップできるのです。しかも最低価格3,300円で。

ただ、私からのアドバイスとしては、

  • リカバリーディスクが付属していないモデルは、忘れずにVista環境からリカバリーディスクを作成しておくこと。(これを忘れる(怠る)と工場出荷時に戻せなくなります)
  • 各種データファイル(文書)などは、必ず別媒体(USBメモリー、外付けHDDなど)へバックアップしておくこと。メールやお気に入りのバックアップも重要ですね。
  • 各種アプリケーションのインストーラは確保しておくこと。(特にダウンロード販売のアプリケーションは別媒体へ保存を忘れないようにしましょう。)
  • 工場出荷状態に戻してクリーンな状態からアップグレードを行うこと。メタボリックになった状態のままアップグレードするよりよほど快適な状態が得られるでしょう。

以上の条件をクリアしていれば、騙されたと思って是非ともWindows 8 Professionalへアップグレードしてみていただきたいものです。もっさりしてイライラさせられるVistaに比べると当たり前のことが当たり前にできるようになると思います。

ただし注意点があります。安く上がる反面割り切らなくてはならないこともあります。

  • メーカー独自のユーティリティーが使えなくなる可能性あり。
    FUJITSUは2011年モデルでさえごく一部を除きWindows 8へのアップグレードのサポートを放棄しました。つまりWindows8ではワンタッチボタンなどが機能しなくなる可能性があります。(個人的には無用だと思っていますが人によってはそれは重要だったりするのでメーカーのWindows8アップグレードサポート状況は要チェックです。)
  • プリインストールのアプリケーションが使用できなくなる可能性がある。
    インストールDiscがあればよいのですがメーカーによっては付属していません。この場合はあきらめるしかないでしょう。

端的に言いますと、Vistaパソコンの処理能力の低さにもはや愛想も尽きていて、PCを買い換えようか、いっそタブレットデバイスを買おうか迷っているなんていう(まるで私ですね)ニーズには、まさしくマッチするでしょう。

まだまだ文字入力等でタッチパネル型デバイスよりは、パソコン(キーボード入力)の方に軍配が上がると思います。だけど持ち運びを考えるとスマートフォンやタブレットデバイスは魅力的です。ケースバイケースと言いますか、シチュエーションに応じた使い分けがまだ必要な段階にあると思います。将来的にはこの差は埋まってくると思いますが、まだ当分は時間がかかるでしょう。

追記
Windows 8 Proへのアップグレードは、ダウンロードが一番安いのですが、パッケージ販売もされています。税抜き5,800円で主要なショップで販売されています。私はBizSparkのライセンス規約に制限されずに使用できるライセンスも持っておいた方がよいかな?と思っているので、パッケージ販売の方を購入することにしました。いずれにしても2013年1月31日まで猶予はありますので、今一度自身のPCのスペックを診断して十分に要件を満たしているのであればアップグレードする価値はあると思います。

今回のプログラムはMicrosoft社がXP、Vistaユーザーに向けた優待プログラムなのでそのまま金額も明確になっています。よってS-Factoryとしましては、このプログラムを適用するサポートは行わないことにします。自身で責任をもってできるという方は是非活用して欲しいキャンペーンですね。(どうしても自分では出来ないけどアップグレードしたい・・という方はご相談いただければアドバイスはさせていただきます。)

こういうことを記すのは商売をしている立場上よくないんじゃないの?と知人から言われますが、たった数千円で済む事なのに、パソコンレスキューなどに頼むと数倍の作業料金がかかり結果的に高くつくので私はそういうところを商売にしたくはありません。もしご自身でアップグレードが出来なくて(やり方がわからない)、だけどVistaの遅さや不安定さには愛想が尽きていて・・という向きには、PC買い換えが最もおすすめです。なぜならハードウェアスペックが格段に上がっている上に価格がかなり安くなっているので、今さら古いPCにお金をかけるのはナンセンスだからです。私はビジネスにあっても正直でありたいのであえてそうお勧めを明記させて頂きます。

ちなみにこの投稿は、上記のFMV-BIBLOにWindows 8をインストールして、FirefoxからPOSTしています。Core 2 DuoというCPUは比較的優秀なCPUと評価しておりますが、2009年モデルでも最新のWindows OSで実用レベルに返り咲くことができたのは、Vistaがいかに性能の悪いOSであったかという裏付けになっているでしょう。Microsoft社はVistaユーザーにこそWindows7や8への移行を優遇すべきだと思います。(それを多くのVistaユーザーに知ってほしくてここに記した次第です。)

関連リンク

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  1. ピンバック: Windows 8 Professionalへのアップグレードライン | S-Factory

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