タブレットデバイスが普及の兆しを見せています。
PCを10年以上使い続けてきて使い慣れている身としては、タブレットの操作はじれったいところもあるのですが、今から情報端末として覚えよう、慣れようと考えている方にとっては、携帯電話よりももっと広い画面で見やすく使用出来る便利な情報端末ですし、操作も比較的直感的なので敷居が低いというのは、自分の親を見て確信済みです。
しかし、正直言って、GoogleのAndroidデバイスは、買ってきて使える状態にするには結構ハードルが高いというのも事実です。予備知識の無い方が初めての情報端末としてAndroidデバイスを、仮に自分で買ってきて使おうと思ったら途方に暮れることは間違いないと思います。
そこで、タブレットデバイスを自宅メインで使用する方法、もしくは持ち運んでちょっとした調べ事等に使用する用途を安価に実現するプランのご紹介です。
まず、前提条件として記しておかなくてはならないことがあります。
- 基本的に音声通話は行わない(既存の携帯電話を使う)
- 通信速度は速くなくても構わない
ちょっとした調べ事や地図(ナビ)、Facebook等のSNSが使えれば充分と考えている。 - 月々の支払い費用を抑えたい
- スマートフォンの画面は小さくて使いづらいと思う
- 自宅にWi-Fi環境が無い(有ったら自宅では結構快適に使える)
- 時々は屋外に持ちだして使用したい
この条件に合うなら、Nexus7-32T(SIMフリー)と、DoCoMoのMVNO通信カードの組み合わせがオススメです。Nexus7-32Tはヨドバシカメラで購入出来ます。現時点店頭販売か、通販は「テレホンショッピング」のみ可能だそうです。
ざっくりと費用を計算してみますと、
- Nexus7-32T ¥29,800円(一括払い)
- IIJmio-200Kbps ¥945円/月額
これを一般的な24ヶ月縛りのキャリアのプランと比較する為に、月額料金を24回にしてみたところ下記のようになります。
- Nexus7-32T ¥29,800円(一括払い)
- IIJmio-200Kbps ¥945円✖24回=¥22,680円
- IIJmio初期手数料 ¥3,150円
- 合計金額(1)+(2)+(3)=¥55,630円
- 24ヶ月試算で月額(3)÷24回=¥2,317円
ご自分でセットアップして使用するなら、月額2,317円相当で使用出来るというシミュレーション結果になりました。キャリアで契約する様な、24ヶ月縛りも無いので、事情が変わって使わなくなった場合、途中で解約することも可能ですから柔軟性もあります。(状態が悪くなかったらNexus7-32Tを中古で売ってしまえばある程度のお金は戻ってきます。)
なお、先のエントリーにも記しましたが、IIJmioの200KbpsでSkypeビデオ通話を行ったところ、ギリギリ使えるという事を確認済みです。手持ちだと映像がかなり乱れるので、スタンド等を使って双方が本体を固定することと、ヘッドホンを使って音声の干渉(ハウリング)を防ぐ工夫をすれば充分実用範囲になるという検証結果が出ています。
まだ、日本国内ではSIMフリー機は少なく認知度も低いので、こういう方法は一般的ではありませんが、それゆえにかかる金額が少なくて住む方法だったりします。ビッグローブ等がNexus7-32Tを使ったプランを提供していますが、通信カードの利用料で稼ぐビジネスプランなので月額3,500円以上の支払いを毎月続けなくてはなりませんし、2年以上の縛り付けもあります。(途中解約は違約金)
S-Factoryとしましては、こういうジャンルのお手伝いも出来ますので、ご相談いただければ、遠隔地の家族とテレビ電話に使いたい、などのソリューションとしてもご提案できると考えております。ご依頼の内容によってお見積りもいたしますし、事前にデモンストレーションも可能ですのでご相談下さい。
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