Visioの代わりにLibreOfficeのDrawも悪くないというか図解作成に十分使える

VISIOという作図ソフト(現在は変わってしまった)

私のVISIO利用歴はVer.5からなので非常に長いのだが、Microsoft社に買収されて以来どんどん肥大化して行くと共に、求めてない方向(機能)に進んでいった。それでも左手のショートカットとマウスの操作は、ほぼ無意識に操作する位に慣れていたので(AutoCADに近いものがある)、もっぱら図を描く時はVISIOを使っていた次第である。

ところが、WindowsもXPからVista、7へと移行して行くと、もういちいち最新版を追従して行く事が馬鹿らしくなってしまった。一番の理由はVISIOをそれほど多用する仕事をしなくなったからだが、不要な機能のためにバージョンアップ追従する気が起きないからだ。つまりツールとして投資する価値があるか?と考えた時、NOという答えが自分の中で出てしまった。

VISIOが買収されてMicrosoft社の製品になってしまったためだろうが、Windowsのバージョンアップと共にどんどん肥大化し、要らない機能が実装されて作図ツールとしては非常に使いづらくなっている。価格もべらぼう高価になってしまったのでもうVISIOは要らない。Microsoft社は優秀なアプリをダメにしてしまった。(Microsoft社だけでなくAdobe社の悪行も酷いが)

とは言うものの、ちょっとした説明用の挿絵等の図を描く時には何らかのドロー系ソフトウェアが欲しいものである。Visioの代わりにとOpenOfficeのDrawを試した時は全く使い物にならないと感じた記憶がある。現在は当然改良されているのだろうが、私はSun買収騒動をきっかけにLibreOfficeに乗り換えた。

WYSIWYGはとても大切

私がOffice系アプリに求めるものの中で結構重要なのはプリントアウトした時の結果が、画面で作業しているイメージと違わないことである。WYSIWYGという言葉は、私がモノクロのApple Machintosh Classic IIを使っていた頃から当たり前になってしまっており、ディスプレイ表示と印刷結果が違うというのは致命的と考えている。Machintosh Classic IIを使い始めた頃は、インクジェットプリンターもかなり高価だったが、奮発して購入したのを覚えている。

例えば、カセットテープ用の紙を定規で計測し、そのまま9インチモニターの表示に合わせて線を引いてタイトルや内容(楽曲リスト)などを入力して普通のコピー用紙にプリントアウトしていた。

感心したのは寸法で描画した訳でなくモニターで寸法を一致させただけなのに、プリントアウトしてカッターナイフで切り取ったらピッタリの寸法でカセットテープケースにピタリと収納出来てとても重宝していた。モノクロMacの時代に既にWYSIWYGが実現されていたのだ。

まったくもってこの価値観に合わない究極的に最悪なのがMS-Excelである。Mac版のバージョン5.0から使っているが、未だに印刷結果がズレる。印刷プレビューをしてもそれは嘘っぱちだ。WYSIWYGを未だに実現できていないExcelの印刷機能は最低である。少なくともExcel 2010でも改善されていなかった。Microsoft社はどうでも良いところを変更する癖に重要なところを改善する気が無いと思われる。

表計算ソフトの印刷結果にWYSIWYGを求めてはいけないと思っている。

話が横道に逸れたが、PCの画面で見ながら作ったドキュメントが、印刷しても同じに出力される事は非常に重要である。特に大判の用紙(A2など)を使って図面を描くと、ミスプリントでインク、用紙共に無駄になる。こういう費用は決して安くはない。

LibreOffice Drawが実用レベルにある

そんな私が図を描く時に使えると感じたのが、LibreOfficeのDrawである。VISIOに比べるとUIがまだまだこなれていない為、込み入った作図をするには不満が残るのだが、さっさと手軽に描くには十分だと感じている。また印刷結果が編集画面どおりきっちりと得られるのは評価したい。これが無料で使用出来るアプリと考えたら評価しない方がおかしいだろう。

個人的にLibreOfficeはDrawだけでも存在価値があると思っている。

LibreOffice Baseはまだ課題だらけ

蛇足かも知れないが、LibreOfficeでまだまだ不満なのは、Base(データベース)位なものだ。Baseの開発にはもうちょっと頑張って欲しいものである。Javaを必要とするしLibreOffice BaseはMS-Accessの代替には程遠い。しかしWriter、Calc、Drawは十分に使えると私は思っている。

そして何よりもこれらLibreOfficeは、WindowsだけでなくLinux OS(GNU Linux)やMacOSでも使用出来る。つまり操作を身につけてしまえばマルチプラットフォーム環境でソフトウェアの料金は無料で使用できる。少しずつLinux OSに移行させている私にとってかなり期待度が高い。

※現行のdebian GNU/Linuxが標準OfficeアプリにOpenOfficeを採用しているのががっかりである。もちろん少し手をかければそっくりLibreOfficeに入れ替えられるのだが、なぜ標準をLibreOfficeにしないのだろうか?やはり知名度がOpenOfficeの方が高いからだろうか?

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