やっぱり使えるDraftSight~AutoCAD互換と言えそうな2D CADソフトウェアは無償!

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ダッソー・システムズ長年使ってきたこともありAutoDesk社のAutoCAD LTに慣れている私ですが、Windows 7に対応しているバージョンを新たに購入することが出来ず、現在はDraftSightを使っています。今は別にCADが無いと仕事にならないってことは無いのでAutoCAD LTが無くてもDraftSightがあれば十分助かっています。本当にありがたいことです。

さて、先日知人から駐車場の間取りについて相談を受けました。敷地を舗装して駐車場として利用出来るようにしたそうなのですが、活用できていないので賃貸で貸し出せる様にしたいなと考えているとかで。

そういう訳で、実際にメジャーを使って寸法を取り図面を引いてみることにしました。敷地内に何台分の自動車が配置出来るかCAD図面上でディスカッションしてみました。普通車と軽四輪車の二種類の枠を作って考えてみました。2Dという平面図でも視覚化するとイメージが一気に現実化してくる訳で、レイアウトをこうすれば良いとか言う意見が出てきます。口頭でああしたら、こうしたら・・と言うだけよりも話が早いのは言うまでもありません。もちろん図面は可能な限り実寸で描きます。

DWG ファイル用の無償CADソフトウエア*: DraftSight – ダッソー・システムズ

ある程度固まったので図面をプリントアウトしたくなりました。AutoCAD LT(モデル空間&ペーパー空間)とは少し操作が違いますが、シートをペーパーと読みかえれば考え方としては同じの様です。シートのビューポート内をダブルクリックすればビューポートの編集が有効になり、シートをダブルクリックするとビューポートから抜け出せます。

プリンター設定も違いがあるので少し慣れが必要です。でも基本的には同じ考えではあると思うのでAutoCAD LTを使ったことがあればあちこち触ったりHELPで調べたりすると少しずつ分かって来ると思います。

便利だなと思ったのはPDFに書き出す機能がビルトインされているので、用紙サイズの定義を呼び出して設定をしてやれば、必要な図をビューポートでレイアウトしたシートをPDFへ一気に書き出すことが出来ます。A3対応のレーザープリンタは持っていないのでUSBメモリーにコピーしてコンビニでPDFプリントすれば1枚10円で一枚印刷出来て便利です。

残念ながらカラープリントは10円ではありませんので少しコストがかかりますが、場面によってはカラー印刷の効果も十分あるのでモノクロ印刷にするかカラー印刷にするかはケースバイケースでしょう。

今更ですがCADは実寸で図面を引いて印刷時に縮尺も合わせられるのが非常に便利です。そんな2D CADが無料で使えるのは嬉しいですね。CADはジャンルや用途(目的)によってバリエーションが色々とありますが2Dで汎用的な用途に使用できるDraftSightは個人的におすすめです。なにしろLinuxでも使えますからね。

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