いわゆる「テレビ電話」を使いたい

ネット等に全く慣れていない知人からテレビ電話的な事をしたいと相談を受けました。技術的な事だけではなく、使い勝手やコスト面も含めてトータル的な相談です。

まず、現在使用している携帯電話(いわゆるガラケー)でも、インカメラが付いていたので、これでも出来ますよと言う事を教えてあげたら驚いてました。まぁ相手側の携帯電話がインカメラ対応でないと向こうからの映像は観られませんし、実際に使ったら結構な金額がかかりますから現実的な方法では無いですけどね。

使い勝手を考慮すると、携帯電話をiPhoneへの機種変更するのが良いかなとも思ったのですが、文字を入力する事を考えると手放しでオススメは出来ません。ハードウェアキーの方が断然入力には有利だからです。

更に、iPhoneへの機種変更で現実的に最低限のプランにすると、6,000円/月額になる事が分かりました。これでは費用面でも利便性でも却下とせざるを得ません。オススメは慣れた携帯電話は、音声通話とメール用にそのまま現在をの使い続けることですね。

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New Relicを使ってみる

インフラ系エンジニアとして食っている立場上、押さえておくべきだろうなと思ったので実際に自分の管理サーバーでパフォーマンス監視ツールを使ってみる事にしました。

ちょっと調べれば分かる事なので記しちゃいますが、当サイトは現時点VPS上のLinuxサーバーで稼働させています。普通にこうやって記事をPOSTしたり、実験的なWebサービスを公開したりする分には特に不自由もなく、レスポンスも許容範囲内に収まっていると感じているのですが、実際の数値を見てみたくなった為です。

色々有ると思いますが、サーバーパフォーマンス監視サービスとして定評のある「New Relic」の無料版を使ってみる事にしました。無料版の範囲でも充分参考になるデータが取れます。

New Relic対応OS

New Relic対応OS

上図の画面キャプチャの通り、Linux(deb系、rpm系、その他)と、Windows 2003 / 2008 Serverに対応しています。インストールはオフィシャルの手順に従って行いましたが、さほど難しくありませんでした。ネット上に日本語のインストール手順が無いのは、まぁそういうもんだなって感じです。(公式の手順は簡単な英語だし、特殊なインストール手順では無いので頑張りましょう)

当サイトでは、Web系は主にPHPとMySQLを使っているので、PHPしか監視していません。Pythonは今後積極的に使っていきたいと思っていますが現時点は計測する程の事も無いのでパスです。Rubyは個人的にはあんまり好きじゃないので後回しです。

現時点、このサービスの対象プラットフォームは下記の通り。

  • Ruby
  • PHP
  • .Net
  • Java
  • Python
  • iOS
  • Android Apps

これだけ対応していますので、ほとんどのサーバーアプリケーションの処理速度とか、ページ毎の処理の遅さとかを追跡するには充分ではないかと思われます。レスポンスが遅いページはソースコードを要見直しですね。

かみさんのスマートフォンがトラブりました

ドコモメニューが予期せず停止しました今日、かみさんが使っているスマートフォン(LG L-04C)がトラブルに陥りどうしようもなくなりました。

画面の様にドコモメニューが予期せず停止しました。やり直して下さい。ってのが出て、強制終了、レポートいずれを操作してもすぐにこのエラーが最前面にポップアップしてくるので、もう何も画面の操作が出来ません。

という訳で言うまでもなくAndroidの管理画面からのリセットすら出来ない状態です。デバッグモードをONするとかも出来ないのでrootを取るという作業も出来ません。よって通常の方法ではカスタムROMを入れる事も出来ないと思われます。

こういう状況になった場合の対処方法が用意されているハズだと調べてみたら、いくつかの方法が有ることが分かりました。影響が少ない事からやってみます。

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Paypal Hereにみる金への群がりと想定されるリスク

PayPalHere

Paypal Hereのカードリーダーを装着してカードを読ませている

ソフトバンクが米国の電子決済大手のPaypalと手を組み「PayPal Japan」を設立するという発表があったのが2012年5月9日。スマートフォン(当初はiPad/iPhoneのみ対応)のイヤホンジャックにカードリーダーアダプターを取り付けて、クレジットカードを読み取る方式の格安デバイスで普及させるという「Paypal Here」というサービスを発表した。

その後10ヶ月である程度目処が立ったのか、一部のAndroidデバイスにも対応させており、いよいよ本格的に普及させると息巻いている様だ。リンク先を読めば分かる事だが敢えて記すと、ターゲットはクレジットカード決済を導入していない小規模店舗・事業所らしい。格安のカードリーダーと無料のスマートフォンアプリを使うことで、初期導入費用を非常に低く抑えることが出来るのが最大のセールスポイント。

言い換えると、既存のクレジットカード決済会社にしてみれば、クレジットカード決済専用の機器に設備投資させるところでも利益を得ていた分、それが否定されたも同然なので大打撃である。恐らくトラブル時の保守(メンテナンス)も有償で行なっていただろう。

楽天スマートペイ

楽天スマートペイをスマートフォンに装着した状態

更に補足すると、決済専用の機器を格安で販売してしまい、設備面で利益は得られなくても、決済手数料5%で利益が出せるという裏が取れる。つまり既存のクレジットカード決済会社は、今までにかなりの利益を得ていたと言えるだろう。ま、コレはコレで問題点もあるが今回のPOSTはその話ではない。

そういう隙間に入り込んでくるのが得意なのは、Softbank、楽天である。楽天もちゃっかり「楽天スマートペイ」というサービスを開始している。この2人は金の匂いを嗅ぎつける能力は凄まじいものだなと、少しは見習わなくてはならないと反省している次第である(w

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少しずつプログラミング学習

20代にMacintoshでプログラミングを学習する為、大枚はたいてC++のコンパイラと書籍も買って毎日わけも分からず勉強したのですが、結局当時は、Macintoshというややこしい環境での学習、そして情報の少なさ、周囲にプログラミングスキルを持った人が居ない等から、どんどん独学の意欲も疲弊していき、トラウマだけが残った苦い記憶があります。

つい最近まで、私はそのトラウマを克服できず、プログラミングと呼べるまでのスキルは身に付けることが出来ず、ちょっと既存のスクリプトを改造してみたり、部分的に取り出して応用してみたりという程度までしか出来ませんでした。

しかし、フリーランスとしてIT系のジャンルで食っていく関係上、プログラミングスキルの重要度は高いと判断し、このトラウマを克服すべく、昨年末から地道に独学に取り組んできました。大きなきっかけは、MIT App Inventorを使ってAndroidアプリを視覚的な開発環境で作ってみた経験です。もしかしたら出来るかも知れないなと感じました。

そしてそれを本当に実感したのは、Visual Studioという、Microsoft社の統合開発環境(IDE)を使ってサンプルを作ってみたら、9割方理解出来た時でした。アプリの見た目、ボタンやテキストボックスの配置は、Windowsアプリならではのマウス操作で行えますので、MS-AccessやFileMakerを使った経験があるなら何の苦労も無く行えるでしょう。レイアウトも自分が思い描く理想通りに配置出来ます。そこにボタンをクリックした時の挙動等を、ソースコードとして記述する訳ですが、意外と少ない記述で情報の取り込み等は行え、肝となる処理部分をじっくり考えれば、当初は無理なレベルのプログラムが作れたのです。

正直言うと、入門書籍を数冊購入したのですが、多くは退屈なサンプルばかりで、最後まで到達出来たチュートリアルは半分位です。私は、どうしても興味を持てないチュートリアルには没頭出来ません。これは社会人経験の長い人がプログラミングを始めた際に壁に突き当たる大きな原因だと思います。社会人経験によって短時間で結果を得られる方法を選択するクセがついてるからです。基礎から学ぶという遠回りは大切だと理解していてもそういう道を通ることが事実上出来ません。学生とは学習の仕方、受け入れ方が大きく違うのです。私は自分が知りたい事をすぐに学びたいのです。(これは性格など個人差が大きいと思います。)

幸い、Visual Studioはいじっている内に、色々なアイディアが湧いてくる刺激をくれます。最初はシンプルなプログラムでも、徐々に機能を追加してみようとか、こうすれば合理的だなとか言う発想がどんどん出てきます。それを実現するのに、じつはそんなに高度なスキルが無くてもなんとか出来上がったりするのが面白いのです。(当然熟練者が作ったアプリに比べると洗練度は話にならないレベルでしょうが)

それでも、回数と学習を重ねていく内に、徐々に合理的なソースコードが書けるようになって来ます。これは良い感じに書けたなぁというのも最近では徐々に増えて来ました。

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